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「正しく立つ」を実践で、スキー上達を実感!

八巻稔秀

八巻稔秀

テーマ:40~70代のための、スキー上達テクニック

季節はお彼岸。
スキーヤーの方の中にはもう翌シーズンに向けて
新しい道具などの準備を始めておられる方・
オフトレなどにいそしんでおられる方もおられるのでは?


今回は、スキー上達をいろいろな形で目指しておられる方に、
5年くらい前の冬の時期に書いたアーカイブ記事をお送りいたします。
スキー上達の一つのケースとして参考にしていただければと思います。

「上手くなったね!」と仲間に言われた!



16年くらい前に、スキーでコブ斜面を滑り始めました。
オリンピックでモーグルを観て、かっこいいなと思って
モーグルスクールに入ったのがきっかけで、
現在に至るまで続けています。

そのスクールで知り合った仲間とは、
今も時々一緒に滑りにいきます。
当時は皆コブでターンを続けることがやっとという感じでした。



そんな仲間からしきりに
「すごい上手くなったよな~」
と言われました。





まだまだ他人に見せられる程の滑りでは無いと思いますが、
それでもつい4,5年前までは転びまくっていた白馬47のルート3で、
だんだん自分が思うような滑りに近づいていっているのは確かです。
一番下の急斜面で、板を真っ直ぐ降りてこられるようにが来年の目標です。

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こちらは2019シーズンの滑り。
比べてみると、この5年でも進歩しているのがわかります!
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スキーの練習と、スキー動作に必要な体の動きを練習する



ブログなどで、
「正しい姿勢で、正しく体を使えるようになれば、
スキー(スポーツ)は上手くなる」
と言っている手前、
自分自身がそれを実践出来なければならない訳です。
だから、しっかり体の事を研究して、スキーも練習をしました。


その結果として、古くからの仲間にスキーの上達を
認めてもらったのは、これまで取り組んで来た事を認めてもらったのだなと、
感じる事が出来ました。


別に今自分がトップクラスの実力を持っている必要は無いと思うんです。
下手で才能も無いスキーヤーである自分を
「正しい姿勢や動作づくり」をする事で、
ここまでに出来たよという事を見せられたという事が
むしろ大きいのではないかと思います。



具体的に、どの辺が違ってきたのかを聞くと、
・上半身がぶれない
・上半身の力が抜けている。脚にも無駄な力が入って無く、楽に滑っているようだ。
・回しながらのコブターンの時、板が雪面を舐めるように接雪している、
縦に板を落とすときも、板が先落としされている


これって、コブを滑る時のポイントとしてよく挙げられているものですが、
それらを意識して滑っていた訳では無く、
骨盤を脚の上にのせていかに滑るかを考えた結果、
これがついて来たのです。


そこまでには、骨盤を脚の上に載せるにはどうすればいいのか・・・など、
さらに掘り下げてるのですが。


「骨盤(上体)を脚(足・板)の上に載せなさい」

とは、よくスキーの指導でも使う言葉かもしれませんが、
この動作を正確にする事がとても難しいので、
本当はここをすごく突き詰めてトレーニングしないといけないのだと思います。


逆に言ったら、これが出来たら、
上半身がぶれず、力が抜けて、きちんと接地するから、
板が思うように動くようになってくれるんですよ。


最初からそれが出来る人は、先へ進めて、上達していきますが、
出来ない人は、そこでストップしてしまいます。
でも、骨盤をどうやったら脚の上に載せられるのかを教えられる方は、
ほとんどいませんよね。
でも実は、こここそが上達の一番の肝なんだと思います。



この肝のところは、スキーを履かないオフの時期にも練習出来るというのが、
最大の魅力です!
この肝を身につけたいという方は、ぜひこのオフに、
動作力トレーニングに取り組んでみてください。


※2014.4 ヤフーブログより引用

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八巻稔秀
専門家

八巻稔秀(スポーツトレーナー)

TYカラダ調整セラピー

独自のエクササイズ「カラダ調整体操」をベースに、体のゆがみを本来の形に整え、正しい姿勢や動作へ導くトレーニングメニューを提供。スポーツイベントや出張指導で、生き生きとした日常を応援します。

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