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八巻稔秀プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

よくわかる、肩こり発生のメカニズム その1

八巻稔秀

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テーマ:肩こり&腰の張り改善の基礎知識

肩こりや首こりがいつも起こってつらい・・・


そうだという方、多いと思います。
デスクワークなどでPCに向かって同じ姿勢をしていると、
余計に肩がこりやすくなります。




では、肩こりがなぜ起こるのか、
姿勢の観点から、原因をみていきましょう。



なぜ肩こりが起こるのか?根本の原因を考えよう。



1.首周りの筋肉が緊張しているから

2.肩甲骨周りの筋肉が緊張しているから

3.背骨や胸郭が固まってしまっているから


大きくわけるとこんなところです。


場所の違いはあれど、
総じて「筋肉が緊張している」と、肩こりが起こる
と思っていただければいいでしょう。


肩こりの原因は、肩周りの筋肉の緊張。緊張はなぜ起こる?




今回は1つめの、
首周りの筋肉の緊張についてお話しますね。



首筋がいつもこる、
中には頭が痛くなるなんて人もいます。
私も経験ありますが、つらいですよね。


揉んでほぐせば一時的に改善しますが、
筋肉が緊張する元の原因を取らないとまたこりは繰り返されます。



肩こりや首こりが起こる原因としては、

簡単に言うと、
頭の位置がよくないからです。




人の骨格4


正しく骨格を積み上げている時、
頭の周辺はこんな感じ



頭が胸郭の上にしっかり載っています。



人の骨格5


対して、正しく積みあがっていない時。
胸郭(特に上の方)に対して、
頭が前にありますよね?



この格好が、首周りの筋肉に無理を強いているのです!



何でもいいので、こんな風に手に持ってみてください。





真下から手で支えるように持って保持する。

こう持った時と、、



今度はこんな風に持ってみてください。





さっきと比べて、
手や腕にかかる重さ、変わりませんか?



上のは握る力を緩めても保持出来そうですが、
こちらはしっかり握っていないと、
すぐ落ちてしまいますよね?






首がこって仕方ないという方は、
首周りでも同じ事が起こっていると思っていただければいいでしょう。



したがって、首周りのこり・首の付け根~肩のこりを改善するには、


「頭が胸郭の上に真っ直ぐ載るようにして、
首周りの筋肉の負担を減らす」



これが必要という事になります!


この仕方なんですけど、
「頭を後に引く」というのはNGです!


頭が胸郭より前に行っているのは、
「胸郭が後方に行ってしまったせいで、頭が前に落ちてしまった」
事が原因ですので、
胸郭を前上方へ戻してあげて姿勢を整えるというのが正しいやり方です。

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八巻稔秀
専門家

八巻稔秀(スポーツトレーナー)

TYカラダ調整セラピー

独自のエクササイズ「カラダ調整体操」をベースに、体のゆがみを本来の形に整え、正しい姿勢や動作へ導くトレーニングメニューを提供。スポーツイベントや出張指導で、生き生きとした日常を応援します。

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