マナーうんちく話1734《耐える力も時には必要②》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:日常生活におけるマナー

日本は世界屈指の長寿国です。
なにしろ100歳の人が全国に約7万人存在するわけですから、まさに「人生100歳時代」を迎えているわけです。

その長い人生において全てが思い通りで、順風満帆の人生はあり得ません。
まして給料を稼ぐ職場は、絶え間ないストレスと常に戦わなければいけません。

さらに、長寿になったおかげで、働く期間が非常に増えたことも念頭に入れて下さい。

例えば定年を過ぎてもセカンドライフが待ち受けています。
以前のように隠居生活ではなく、働く人も増え、経験や知識の豊富な年配者が、若者の下で働く機会は非常に多くなっています。

抱えるストレスも非常に多いということです。

ちなみに、ストレスにはマイナスのストレスとプラスのストレスがあります。
マイナスのストレスに上手に向き合い、心と身体が楽になる方法を見つけなくてはなりません。

どうする?

色々な手段があると思いますが、ホテルの現場の第一線で長年サービスに携わって出した私の結論は、「ストレスに強くなるとともに、上手に向き合う」ことです。

サービス業は常に下から目線になります。
気持ちいいものではありません。
だから常にストレスを抱えることになります。

しかし下から目線は、上から目線に比べ「人を見抜く力」が格段に増すとともに、知らず知らずのうちに「思いやりの心」が身につくなどいい点が多々あります。

問題はこれをどうとらえるかでしょう。

そこで、マイナス思考をプラス思考に変えてみることにしました。
長い経験を積んだからこそ、この切り替えができたのだと思います。

次回に続きます。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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