マナーうんちく話1365《幸運を呼ぶ心の持ち方・過ごし方》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:日常生活におけるマナー

「笑う門には福来る」。
「上方いろはかるた」に登場する一句です。

最新の研究では「作り笑顔」でも、肉体的にも精神的にも感情的にも沢山のメリットが有ることが解ってきましたが、今のように科学が発達していなかった時代でも、経験上笑顔が優れていることが認識されていたようですね。

ところで現在幸せでしょうか?

幸せになりたいと願うのは誰しも同じでしょう
しかし不思議なもので、幸せの青い鳥を追い求めている時や、待ち望んでいる時にはなかなか手に入らないものです。

幸せを手に入れるためには日常生活の在り方がとても大切ではないでしょうか。
笑顔を絶やさない。
いつも前向き。
感謝や思いやりの気持ちを持ち続ける。

幸せは喜びにあふれ、溌剌としている人が好きだと思います。
そのためには「自尊心」をもって下さい。

下手なプライドではありません。
心と身体を充実するということです。

心と身体が充実してくれば世界屈指の長い人生を前向きに歩むことが出来ます。

逆は感心しません。
「嫉妬心」は後ろ向きの人生になり、運気を下げるでしょう。

多かれ少なかれ誰でも嫉妬心は有るようですが、そこを理性で適切に対応できるか否かが問題になります。
理性で抑えきれない嫉妬心は時に自分を破滅に招きかねません。

ではどうする?
心にゆとりを持つことが大切と考えます。

幸せには縁が無いと思っているとゆとりも失い、人生が暗くなりそうです。
先ずはバランスのとれた食事、睡眠、適度な運動を心掛けるのもお勧めです。

また、だまされたと思って1週間部屋に生花を飾ってみて下さい。
花は好きだけど部屋に飾った事が無い人は非常に多いものです。
家族で生活されていたら食卓を綺麗にして、そこに花を飾ってみて下さい。

大袈裟に考えていただく必要は全くありません。
季節の花がいいですね。
花の優しさが伝わってくるはずです。
一人で生活している人には、そこが自分だけの安らぎの空間になります。

また神社仏閣に詣でるのもいいと思います。

心にゆとりが出ると、今まで見えなかったものが見えて来るようになります。
そして幸せは追い求めるものではなく、「気づくこと」なんだと思えるようになるでしょう。

人は一人では生きていけません。
しかし最終的には他人は他人で、自分は自分です。
他人との比較で幸せにはなれないでしょう。

自分の中にある幸せを感じること、気づくことが大切だと思います。

人はこんな気持ちになった時に、他者に対して素敵なマナーが発揮でき、「幸せが幸せを呼ぶ」ようになります。

師走に入りましたが、今年あったいい事を思い浮かべて心を温かくして新年を迎える準備をして下さいね。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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