マナーうんちく話565≪織姫と彦星はなぜ一年に一度しか会えないの?≫
マナーうんちく話41《成功するお見合いの秘訣》
このことについては、このコラム欄で今までお話ししてきた中に多くのヒントがあります。さらに節分後の「マナーうんちく話43」では《交際相手とより親密になる方法》についてお話します。お見合い後交際が進展した人も、恋愛中の人も、既婚の人にも大変お役に立つと思います。是非参考にして下さい。
◆成功するお見合いのポイント
○先ず、最初に明確にしておきたいことは、結婚相手はあなたにとって「特別な人(運命の人)」です。ビジネスのパートナーではありません。結婚の目的がそうであったように、ハッピーな人生を共有するパートナーでもあり、運命を共にする人だと思います。従って、自分のことを真剣に考えてくれるパートナーであると共に、あなたが真剣に考えてあげるパートナーでなければなりません。
だから「お見合いに前向きになる」ということが大きなポイントになります。
○結婚が遅れている、結婚できない、等と深刻に悩んだ挙句勧められるままお見合いをしたというケースが良くあります。これはだめです。結婚しなくても幸せな人生を歩んでいる人も多くいます。独身には独身ならではのライフスタイルも当然あるわけですから・・・
不必要に焦るのではなく、結婚したくなったら、「心にゆとりを持ち」つつ、運命の人に巡り合わすためのアクションを起こす。その合理的手段がお見合いだと、前向きに認識していただくことが成功への道だと思います。
○お見合いは双方の合意が必要です。いくら自分が気に入っても、相手から断られるケースも多々あります。日頃からの「自分磨き」が非常に大切です。
今まで、多くのカップルと触れ合いを持って現実を多く見てきました。
人間力がないから、「出会いがあってもその出会いをモノにできない人」、「折角結婚できても、幸せな家庭が築けなかった人」が実に多いです。決して悪い人ではありません。むしろいい人の方がはるかに多いです。実にもったいないことです。私が各地で「自分磨き講座」を開催している理由がここにもあります。
最近は、行政や民間主催の出会いパーティーの前に、予備講座が1-2時間あるようです。それでうまくいけば最高ですけどね・・・
兎に角意識して、日頃から自分を磨いて下さい。全てのことに役に立ちます。
このコラム欄でも度々書きましたが「好感度力」を磨くと共に、「ハッピーに暮らす力」、「人の話を聴ける力」、「人をハッピーにする力」等は特にお勧めです。
○お見合いが前近代的・ださい・堅苦しいなどと考えずに、前向きに、真面目に取り組んで下さいと申しましたが、同時に「心に余裕を持って」、お見合いを「楽しむ心も」重要です。
○次に、お見合いをした段階で出会いが実現したわけです。
そのせっかくの「出会いを大切」にして下さい。
「私の理想と違っていたからお断りします」では、恐らく10回出会いがあっても結婚は難しいと思います。このことは多くのカップルが述べています。最初から100%理想の人と巡り合うことはまずありません。
余程のことがない限り、2-3回は会いたいものです。
「日頃から人のいい所を見る」癖をつけられたらいいですね。
○会話がスムーズにいくためには、共通の話題を見つけることもとても大切です。相手が興味を抱きそうな話をすることです。前にも申しましたが、ここで「釣り書」の書き方がとても大切になるわけです。
就活に際し、履歴書にこだわります。面接官もこれに基づき多様な質問をしてきます。今流に言えば、履歴書にも戦略があるように、釣書にも戦略を施すべきです。私も多くの釣書を受け取りましたが、お世辞にも褒められるものは少いですね。皆さん認識が甘いと思います。これではスタート時点で期待薄です。
○会ってみて、良いと感じたら「攻めの姿勢」も大切です。相手がまた誘ってくれるのを、首を長くして待っているだけでは前に進みません。男も女も同じです。自分がいいなーと思ったら、迷うな!ためらうな!ということです。積極的にアタックして下さい。意外に相手も誘ってくれるのを待っていたりします。積極的に前進あるのみ、です。
また会いたいとお願いする時、「もしよろしかったら、また会って下さい」より「是非また会って下さい」の方が気持ちがより伝わります。
○一回会って断られた場合、正直いい気分にはなれません。しかしくじけることなく、断られた理由を考えてみて下さい。反省はとても大切です。再度自分磨きに励む必要があるかもしれません。「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」方式ではなく、断られた理由をキチンと自分なりに検証して、次回に備えて下さい。
あの人は「私を見る目がなかった」といって相手のせいにしないで下さい。