結果かプロセスかどちらが良ければ良い? ~過程をおざなりにして良い結果は出ない~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

結果オーライという言葉があります。

結果良ければ、終わり良ければ全て良しといった意味で
経過(過程・プロセス)は問題山積であったとしても
最後の結果さえ良ければどういう経過を辿っても問題なしという
やや強引な考え方だとも言えます。

最後には良かったと思えるかどうか
感じられるかどうかは
過程があってこその結果ですので
過程がどんな状況であったとしても関係ないとは言えません。

辿る過程によって結果は変わってくるのです。

今自分が(自分たちが)どのように取り組み
どう努力してきたか
これが結果につながっていくんですね。

何もしなければ結果は付いてきません。
何もしなければ何もしなかった結果が現れてくるだけです。

結果さえ良ければ今はどうでもいいやと
自暴自棄のような振る舞いで過ごしていても
どうして良い結果につながるでしょうか。

ある一つの結果がその後の結果につながっていくので
その一つの結果がいくら良くても
後の良い結果へとつながるかどうかは
一つの結果だけで判断できるものではありません。

考え方や使い方としては
今回述べてきたような内容ではなく
もっと軽い使われ方をするわけですが
結果オーライというよりも
オーライな結果にしていく過程(その取り組み)があってこそ
本当の結果オーライにつながっていくのかも知れませんね。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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