人との円滑なコミュニケーションにおいて、根暗かどうかの性格は関係ない

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

皆さんもしかすると思い違いされてるかもしれませんが
自分の性格は根暗なので、コミュニケーションが苦手だと
人との関わりを避けようとはしてませんでしょうか?

特に避けようとはしてなくても
無意識に避けようとしてるのかもしれません。

ところで何を思い違いしてるのかと言いますと
人とのコミュニケーションにおいて
自分の性格や根暗かどうかは関係ないということです。

例えば飲食店やスーパーでのレジ係など
接客業のスタッフの態度が悪かったらどうでしょうか?
根暗だからと性格を言い訳にしてきたら?

本人にそんなつもりはなくても
根暗な性格がそのまま態度に現れてると
対応される方(客)としては不愉快極まりないでしょう。

肝心なことは
別に性格が根暗であっても構わないということです。

根暗かどうかとは関係なく
愛想笑いでも表面を取り繕ってでも
偽りの自分を演じてても構わないので
人前では見かけ上は愛想良く振る舞うこと。

根暗かどうかは関係ありません。

問題は、相手からは無愛想な印象に捉えられ
それで損するのは自分ですし
それでも我を通そうとするならそれはもはや根暗かどうかではなく
単に偏屈(へそ曲がり)なだけです。

自己中心的な物の考えや
自分さえ良ければという態度は
根暗とは何の関係もありません。

本当に根暗な人というのは
他人に遠慮して生きてる性格の人です。

物事に対して投げやりだったり
自暴自棄のようにどうでもいいやという態度なのは
根暗ではなく単に相手に失礼なだけです。

根暗だからと性格のせいにしてるだけなんですね。
(言い訳でしかない)

先程も言いましたが
根暗であっても良いんです。

ただそのことを言い訳にして(根暗を盾にして)
人に横柄な態度だったり
無愛想だったり失礼な態度になってないか
自分の態度(振る舞い)に意識を向けて自覚してみることです。

人からどう見えているのか
直接誰かに聞いてみても良いですし
根暗であろうと何であろうと
挨拶といった基本的なコミュニケーション
つまり人間関係を雑に扱わないこと。

たとえ根暗であっても
無理に明るく振る舞う必要はないので
せめて嫌な態度で接しないように
根暗を言い訳にして無愛想(失礼)な態度にならないように
自己中心的な態度になってないか自分を振り返ってみましょう。

根暗だから性格も雑
というのでは社会には通用しませんよ。
何より自分が損するだけであることを忘れないようにしてください。

嘘でも嫌でも表面上は愛想良く振る舞っておくことで
徳はあっても損することはありませんよ。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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