人に思いを打ち明けると、なぜ気持ちがスッキリするの? ~話を聴いてもらう事の効用~
怪談話やホラー番組などを見たあとは
普段は平気で何ともなくても
少しの暗がりが怖く感じるものです。
ところが普段は同じように暗いところでも
何も気にならず恐怖など感じません。
暗い=怖いといちいち感じてたら
精神が持ちませんよね。
心霊現象と言われるように
このような現象は人の心理の働きによるものなのです。
実際夜中
薄明かりの下(暗がりの中)で電気をつけずに家の中を移動したり
階段を昇降してみてください。
暗くて見えずに危ないという恐怖心を除いて
日常生活の中で恐怖心など微塵もありません。
テンションが高く気分が高揚してる場合はもちろん
もしそのような心境で
突然何か霊的なものや不可思議なことが起こっても
何やビックリした、驚いたなと
その現象をおかしむだけではないでしょうか。
そこに(その瞬間に)恐怖心などないと思います。
しかし事前に恐怖心を煽られていると
何も起きなくてもこれから何か起こるのだろうかと不安になり
更に恐怖を呼ぶことになるんですね。
実際に何か起こるかどうか
怖いか怖くないかとは無関係に
そういう心理状態に陥っているからです。
だからこそ心霊現象と言われるのでしょう。
(あくまで心理的な影響、心理状態によるもの)
本当に霊的な存在がいるかどうかではなく
恐怖は人の心が、自分の心が生み出す
まさに心霊現象(恐怖心から生まれる心理現象の一種)であると
言えるのかもしれませんね。



