どこまでがカスハラ? ~無断キャンセルはカスハラなのかどうか~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:メンタル・メディア・ネットカルチャー(話題性・関心事)

近年はカスタマーハラスメント
いわゆる「カスハラ」が社会問題になっており
関連した話なのですが
人によっては今回のコラムの内容は単なる不服のように思われるかもしれません。

当ルームは完全予約制で
ご予約をいただいてからお約束の日時にカウンセリングを開始するわけですが
無断キャンセルといったケースも目立ちます。

カウンセリング開始時間になっても連絡してこない
こちらから連絡しても連絡がつかない
あるいは忘れていたといったまるで他人事に
真意は不明で、体調不良だという返答など様々なケースがあります。

予約を何と考えてるのか
理由はともかく
無断キャンセルは悪質なカスハラと言えるのではないでしょうか?

私自身はカスハラとまでは考えてませんが
慣れる慣れないの問題ではありませんし
ご予約に関した事前準備もあり
もし早めに(当日までに)ご連絡いただいてたらその時間で他に出来たこともありますし
立派な営業・業務妨害だと言えるかもしれません。

ご本人は何の悪気もなく
とりあえず押さえとこうといった感覚なのか
その時の体調(精神的な都合)でやっぱり行きたくないなど
予約を軽く考えて、更に連絡も何もしてこないのは
事情を汲み取る以前に常軌を逸しているのではないでしょうか。

ただ悪意がない(無自覚)といった点がカスハラと違うと思いますので
それはカスハラですよと訴えるまでに至りませんし
そんなことをしていては通常の致し方ない事情のあるキャンセル(ご予約)でも
予約するのに躊躇してしまう方も出てくると思うんですね。

だからこそ、どう対応しても難しいからこそ
一部の無断キャンセルは大きな被害を被る
「カスハラ」レベルの問題だと捉えます。

何でもカスハラカスハラではないですが(言いたくないですが)
こういった事例が頻発するようであれば
やはりカスハラ対策を考えていかなければなりません。

そうなると他のクライエント様にご不便をかけてしまいますし
真っ当にご予約のやり取りを行っていれば何も問題がないところに
このカスハラ問題は対策が難しい、厄介な問題だと言えるでしょう。

もちろん当ルームに限った話ではありませんので
こういった問題が社会問題になっているということを認識した上で
各自個人個人が自身の振る舞いについて意識していただきたいと思います。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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