信用を勝ち取る人と失う人の違い ~たかが返事、されど返事~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

意外と皆さんそんなに深く考えてないかもしれませんが
人から何かものを言われたとき
ちゃんと返事をしてますでしょうか?

実は返事をしてるかしてないかによって
その人が信用できる人かどうかがわかるんですね。

状況にもよりますので
返事をしなかったから必ずしもその人が信用できないということではありませんが
自分がものを伝えたときに相手が返事をしなかった場合を考えてみてください。

この人はわかってるのか?自分の話をちゃんと聞いてるのか?(聞いてたのか?)
ちゃんと伝わってるのか?と疑心や不信感を抱きませんか?

返事をしない人は
自分ベースの人(時)に多い傾向があります。
(つまり人の話よりもまず自分)

たった返事一つのことです。

しかしこの返事をするかしないかによって
人に不信感を与え、信用できない人の烙印を押されてしまうんですね。
(無意識に相手に植え付けてしまう)

返事と言っても「はい」か「いいえ」の二択だけが返事ではなく
わからない、聞き取れなかった場合はしっかり聞き返すことも返事です。

また、質問や確認することも返事の一つですね。

つまり相手の言葉に対して
何らかの“アクション”を取ることが返事と言えます。

この、何らのアクションも取らないことが返事をしないことであり
相手の言葉に対して何も反応しないということは
相手にとっては無視されていることに他なりません。

誰がそんな人を信用できますでしょうか?
この人ならと安心できますか?

自分は言われたことを考えていてたまたま返事をしなかっただけだとしても
相手にとっては無視されてるのと同じで不快になりますし
一度返事をしない人のレッテルを貼られると
次からものを頼まれなくなってしまいます。

もしこれが仕事(業務)やビジネスの場だったらどうでしょうか?

上司や先輩に対してはもちろんですし
お客さんが尋ねているのに答えるために考えてるだけであったとしても
ずっと資料を見てしばらく何も答えなかったらどういう印象を与えるでしょうか?

人が訊いてるのに何だこの人はと信用を失うことになります。

これはどんなシーンや関係性でも同じで
返事をしないのは相手を不快にし
自ら信用できない人であることをアピールしているようなものです。

返事をしない人は必ず信用できない人であるということではありませんが
たった返事をするかしないかだけのことで
信用を得るか失うかが大きな差となって表れます。

たかが返事、されど返事がいかに重要か。

誰からも信用を得て良好な人間関係を築いていきたければ
相手のアクションに対して必ず反応(返事)するように心がけましょう。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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