ほんとにただの無神経? ~遠慮なく物を言う人、言える人の心理構造~
相手や周りの反応がイマイチだったり
自分だけ周りから浮いてるように感じてたり
何をやっても上手くいかず
人間関係が苦手だという方も多いと思います。
相手に引かれたり思った反応とは違ったり
自分でもなぜそうなってしまうのか
理解に苦しんでらっしゃる方に試していただきたいのが
否定しないコミュニケーション術です。
特に人間関係に思い悩んでなくても
人から好感を持たれるコミュニケーション術ですので
関係改善や印象アップを図りたければ
このコミュニケーション術を試してみてください。
やり方は読んで字のごとく
「いや」・「違う」などの否定形の言葉を使わないようにし
できれば肯定形や受け入れ型の言葉を使うように心がけてみましょう。
肯定形のコミュニケーションが難しくても
無理に使おうとせず
否定形のコミュニケーションをやめるだけで効果があります。
ただし汎用的なコミュニケーション術ですので
すべての人が等しく一定の効果を得られるというものではなく
あくまで周りの人から受け入れられやすくなったり
嫌悪感を与えない接し方としてご理解ください。
また、あからさまなヨイショ(相手を持ち上げる、おだてる)には注意が必要ですが
「そうですね」など相手のことを否定せずに受け入れるような接し方を心がけることで
相手にイヤミなどの悪印象を与えずに済みますので
相手は気分を害することもなく平常心で接することができるようになりますから
あなたとのコミュニケーションに対して不快感を持たれる事が少なくなります。
これによってあなたに対して好印象を受ける人もいれば
好印象とまではいかなくても反感を買うような反応は軽減されるでしょう。
否定的なコミュニケーションの一つとして「言い訳」がありますが
言い訳はたとえ自分が正当で正論であったとしても
相手にとっては何だ何か文句があるのかとただ反感を買う(反抗的に映る)だけですので
自分の主張や内容にかかわらず、たとえ理不尽であったとしても避けたほうが無難です。
そして関西人や関西圏に多いコミュニケーションとして
ボケとツッコミの文化からつい相手を罵ったり
なんでやねんと相手を否定するような(受け入れないような)関わり方がありますが
笑いは生まれるかもしれませんが
残念ながらこの関わり方からは健全な人間関係を築くことは難しいでしょう。
笑いは円滑なコミュニケーションに繋がりますので
一概に否定的だと言えるわけではありませんが
健全かどうかといった観点からすると、やはり推奨はできません。
このようにノリが求められるような環境(及び状況)では
ノリが悪いと逆に円滑なコミュニケーションが妨げられてしまいますので
必ずしもどちらが良いかといったことは言えないのです。
とはいえやはり基本的には相手を否定せず
その上肯定的な関わり方のコミュニケーションを心がけることによって
相手が気分を害することもなければ
好感度が下がって嫌悪されるという事態も避けられるのではないでしょうか。
もちろん笑顔や愛想の良さ(振る舞い)があればなお効果的です。
むしろこの2つさえ兼ね備えていれば
印象の良さに問題はないと言えるでしょう。
詳細や実践方法については
心理カウンセリングを通してコミュニケーション術を身につけていただけますので
あなたも学び(心の成長)を通してぜひ健全な人間関係の構築に取り組んでみてくださいね。