休み、連休明けがしんどく感じるのは、今までの習慣が虚しくなるから

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

夏休みに冬休み、そしてゴールデンウィークといったように
長期連休明けや新学期の始まりなど
学生の自殺増加が言われています。

大人でもメンタルバランスを崩しやすいのですが
今までの生活習慣から少し離れる(身を置いてみる)と
それまで自分がやってきたことを客観視(俯瞰視)できるようになるため
中身が充実してなかったり無理して頑張っていた事がたたり
燃え尽き症候群のように一気に気力がなくなってしまうんですね。

今まで自分がやってきたことは何だったんだと
環境や状況が変わることで自分が置かれていた境遇を思い知り
生きる気力を奪ってしまうのです。

もちろん良いように変化する場合もありますが
大抵は良くない方へ心境の変化が起こります。

今までと言いますか、今の生活って皆さんにとって何なのでしょうか?
本当に自分の生きたい人生を生きてると言えるのでしょうか?

自分では気づかないだけで(というより意に反した自分を認めたくないため気付けない)
実際に離れてみることで初めて気づけるんですね。

それは自分を客観視できるようになるからです。

だったら今の生活は自分にとってどうなのか?
そしてどういう境遇なのかを知るためにはどうすれば良いのか?
どのように気づけば良いのかを知るすべとして最適なのが
心理カウンセリングなんですね。

心理カウンセリングの目的の一つとして
「自己実現」というものがあります。

心理カウンセリングは心の悩みの解消や
メンタルの不調からの回復が目的のように思われるかもしれませんが
実はそれだけではなく
生きたい自分を実現させていくための実践である
「自己実現」に向けた心理的なサポートでもあるわけです。

何も心の弱い人が受けるのが心理カウンセリングではありません。

人は自分が認めたくないものには蓋をしてしまう性質があります。
つまり見ないように、わざと気づかないように
意識を目の前の現実だけに集約させてしまうのです。
その範囲内でしか物事を考えないように無意識がそうさせてしまうのです。

だからこそ“その現実(偽りの、無意識の現実)”から意識が離れた時に
ようやく自分の置かれている境遇を感覚的に実感できるようになるんですね。
そこでようやく本当の生きたい自分ではないことに気づけるのです。

自分の生きたい自分を生きられない現実を突きつけられ
失望と絶望から死を選ぶ人も多いのは
このコラムの話を実体験した人にはわかるのではないでしょうか?

今まで何であんな事をしてたんだ。
嫌なことに蓋をして、我慢して、気づかないように生きてきた自分に嫌気が差す。

そしてこの先も変わらず続く“現実”に
死を選ぶ人も多いのかもしれません。

また現実(今の生活)に戻っても
嫌なことに蓋をして気づかないようにして生きていかねばならないのですから。

そんな現実から逃れるための手段として
死を選択するしかないというのは何と悲しいことでしょうか。
本当に生きたい自分を生きる道はないのでしょうか?

生きたい自分(自己実現)とは
何も自分の願望を叶えるためだったり好き勝手やりたい放題生きることではありませんが
死を選択しなくても良いように
何か他の道、生き方を模索していく方法として
ぜひ心理カウンセリングをご利用いただきたいと思います。

何も心理カウンセリングは万能ではないですが
自分一人で現実を突きつけられて失意の中で生き続けるのではなく
あるいは死を選択するのではなく
誰かと一緒に生き方を模索していく
力を合わせて歩みを進めていくその一つの道筋として
まずはお問い合わせからあなた様からのご連絡をお待ちしています。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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