精神的苦痛の限界!話の通じない人
嘘をついてるわけではなくても
人が言ってることはすべて本心であり
嘘偽りはない(本音を言っている)と信じられますか?
本当に人々が自分の思ったことをすぐ口にし
言って良いことや悪いことなど何の制約もなく
皆思い思いに好き勝手言いたいことを言い出したらどうなるでしょうか?
相手が傷つこうが関係ないし
全く理性も働かずに言いたいことを言う。
そんな世の中になったら混沌に陥ってしまうことは承知ですから
たとえ心の中から湧いてきたもの(思ったこと)であっても
皆そのまま素直に、直ちに口にすることはないんですね。
つまり普段
誰しも言いたいことを抑えて
本音の部分までは口にしてないのです。
だから世の中が成り立っているのだと言えます。
本音で語り合ったからといって
それで本当に本音の部分まで吐き出したのかと言えば
理性が働いている限りはすべてが本心であるとは言い切れないんですね。
そのことを念頭に置いて人とのコミュニケーションを取らないと
相手の言ってることがそのまま相手の言いたいことであったり
それが相手の考えであると決めつけていては
真のコミュニケーションを図ることなどできません。
相手が言ってることがその人の言いたい(言ってる)ことの全てではないですし
言ってくれてない、まだ話してくれてない部分が常にあるのだと認識して
相手とのコミュニケーションを図る必要があります。
たとえ無理やり言わせたとしても
それこそそれは本心ではなく
むしろ本音を隠そうとして発せられた言葉でしかないことを
皆お互いがそれぞれに理解して接しなければなりません。
誰が本当に自分の言いたいことを
そのまま好きなように言い放っているでしょうか?
この人はズバズバと自分の言いたいことを言ってくる人だと思ってても
それでも人にはまだ口にしてない思いがあり
制御している部分があるということをぜひ覚えておきたいものです。
人が本当に自分の心を制御できなくなったら
言葉よりも身体的行動を取るようになることをお忘れなく。
(態度や行動で表現しようとする。訴える)
もし自分が、他の誰かが
自分の心を制御できなくなってるなと感じたら
自分には、その人の中には言葉では言い表せない隠された思いがあるのですから
心理カウンセリングなど心理療法を通して
自らの心と向き合って一緒に整理していきましょう。