ほんとにただの無神経? ~遠慮なく物を言う人、言える人の心理構造~
周囲の人たちとどのような人間関係を築いていくかによって
人生の歩み方にも大きく影響を受けます。
皆さんはどのような人たちと
どのような関係を築いていこうとしてますでしょうか?
今ある環境(人間関係)の中で
どうしたら周りの人たちと上手くやっていけるかについて考えると思いますが
実はこの考え方を変えてみてください。
自分が周りに合わせるのではなく
周りを自分に合わせていくという考えによって
少しでも自分の望む環境を自ら整えていくわけです。
周りを自分に合わせていくといっても
今いる人たち(環境)がガラッと変わるわけではありませんし
自分の意向で変えられるわけでもありません。
ではどのように自分の望む環境に変えていくのかと言いますと
付き合う人たちを自分の意志で選ぶのです。
といっても周りの人たちと関係を断つわけにもいきませんから
今ある関係は継続しつつ
付き合い方(接し方)だけを変えて
自分にとってあまり重要ではない(理想とは違う)人たちとは少し距離を置き
疎遠に接するように改めてみてください。
疎遠と言っても愛想がなかったり
反感を買うような態度で接するのではなく
今より関わりを深めようとしないこと。
むしろ積極的に関わろうとしないことです。
相手の働きかけに対してのみ応え
自らも必要時のみその相手と関わるようにします。
(その人との関係を避けるわけではない)
そして自分の理想の人間関係(環境)に近づけるために必要な要素は
自分が「この人は賢いと思う人」と関係を築いていくように意識を持ってください。
(選んで接しようとする)
これは積極的にというわけではなく
意識して関わっていこうとしなくても
自分が賢いと思えるような人と心的距離を近づけるということです。
ですので普段あまり会う機会がない人であったり
物理的に身近にいない人であっても
この人賢いなと思う人に意識を向け
頭が悪いなと思うような人とは距離を置くようにしてみてください。
頭が悪いといってもバカにしたり見下す意味で見るのではなく
この人と関係を続けていった場合
将来自分の価値はどう変わるのだろうかといった視点で捉えるのです。
(価値を高めてくれる存在なのか、変わらないか下げるような存在なのかどうか)
といっても決して相手を評価するような態度や考えは控えてくださいね。
ちなみに相手に対して頭が悪いと思うなら
自分はどうなのか?を振り返って賢くなくてはなりません。
人のことはバカにしておいて自分はそれ以上にバカでは話になりませんから。
(だからこそ人のことをバカにしたり見下してはいけないし、するものではない)
自分と相性の合う人だけを選り好みし、相手を選ぶ(選別する)というよりも
自分を自分の理想に近づけるための関係の築き方
心の置き方(処し方、処世術)のように捉えてください。
この人間関係の環境の整え方で更に大事な要素は
では一体「賢いと思う人」とはどういった人なのか?をじっくり考察してみることです。
自分にとって(価値基準のみで)賢いかそうでないかと判断するのではなく
「賢いと思う人」の見極めが重要といったところですね。
どういうことが賢いということなのかよくわからなかったり詳しく知りたい方は
私が一緒に考えてサポートいたしますので
自分が理想とする人間関係の環境づくりに向けて取り組んでいきましょう。