論破のかわし方 ~論破が何かを考えれば答えは簡単~

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

昔から続く風潮で今に始まったことではないですが
特にSNSのこの時代には「論破」が横行しています。

なぜこれほど論破が横行しているのか考えてみると
相手を論破することによって自分の優位性や優越感といった
いわゆるマウントを取れるからではないでしょうか。

つまり論破とは相手からマウントを取る行為だと言えるでしょう。

論破することによって得られるものには
先程の優位性や優越感といったものしかなく
論破したところで相手にとっては何のメリットもなく
むしろ不快感しか与えません。

しかも自分自身も優越感を得たところで自己満足でしかなく
相手にストレスを与えるわけですから
総合的に考えて論破する行為は何らメリットはないのです。

しかしそれでも論破は常時行われているわけですが
けしかけられた側にとっては堪ったもんじゃないですよね。

自分が論破し返せるならまだしも
大抵は打ち負かされて苦虫を噛み潰すしかありませんが
では論破を回避する方法はないのでしょうか?

実は答えは簡単なのです。

論破の根底には文字通り「論」があるわけですから
そもそも論の通じない相手にとっては通用しないのです。

つまり論じ合わないこと。
取り合わないこと。

論破を仕掛けてきた相手に対して
何をわけのわからないことを言ってるんだ
御託を並べてんとさっさと仕事をしろといったように
まるで通用しないような振る舞いをするわけですね。

自論を展開しないようにし
上手く論をかわす(回避する)のです。
(最初から相手にしない)

そうすると論破されて苦虫を噛み潰すこともないでしょうし
マウントを取るということではないですが
相手より優越感を得られて上手くかわすことができるでしょう。

もちろん自分に優越感(マウント)を得ようという思いがあれば
結局は打ち負かされてしまいますので(相手をしてしまっているため)
ここは無心になってそもそも最初から相手にしない態度でかわしてみてください。

根本的に論を用意しなければ論破されることもないわけですが
皆さんはこの私の論に対して見事論破してみてください。

何を言われても私は取り合いませんが。
(相手にしませんのであしからず)

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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