仕事のストレスでしんどい方へ、ダブルワークの勧め

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:仕事・生活・ビジネス

なかなか職場に馴染めない方。
仕事が長続きしない方。
仕事での人間関係や過労問題によるストレスにお悩みの方など
働く上で何かとメンタル面に不調を抱えている人も多いと思います。

メンタルの不調はモチベーションにも関わる問題ですし
嫌々働いても長続きせず、やがて心身を壊してしまうでしょう。

いわゆるうつ病やうつ状態への進行ですが
労働面でお悩みの方へオススメの方法として
働き方改革の一環としても知られている取り組みである
「ダブルワーク」の働き方を強くオススメいたします。

仕事がしんどいのにダブルワークなんてさらに仕事をする(増やす)だなんて
負担が増して余計に壊れてしまうのではないかとお考えになるかも知れませんが
実は一つの職場(仕事)でストレスを抱え込むより
精神的負担が分散して気を紛らわせることができるんですね。

ダブルワークをして悩みが改善したり
しんどさそのものがなくなるわけではありませんが
例えしんどくてもそのしんどさを分散させることによって
負担の軽減やうつへの進行の予防(対策)に役立つわけです。

ずっと同じ職場で仕事を続けていると
それが楽しければ問題ないのですが
しんどいことを続けるわけですから次第にメンタルが病んでくるのは当然です。

例え一つのところ(職場)でしんどさを感じていても
ここは数日だけ勤務すればそれで済むんだ
残りは他の職場で仕事をすれば良い。

そしてそこもしんどくても
同じ考え方を巡らせてここも数日だけ働けば良いんだ
次はまた別のところで・・・といったように
一つのところでしんどさを抱え込む前にその負担を分散させるわけですね。

ダブルワークと言っても
何もほんとに2つだけである必要はありません。

トリプルでも何でも構いませんので
自分にとって負担の少ない労働条件を検討(考慮)し
職場の“種類”を増やしてみてください。

すると総労働時間は大して変わらなくても(仕事量そのものは減っていなくても)
今までよりずっと働きやすくなるのではないでしょうか?
(仕事の負担、ストレスが減ったように感じる)

改めて言いますが
それでしんどさそのものがなくなるわけではありません。

どこの職場でもしんどさは変わらなくても
一極集中させるよりそのストレス源を分散させることによって
しんどくてすぐに辞めて転職を繰り返したり
引きこもりになってうつへと進行してしまうような
つらい思いをしてしまうような事態を避けることができるかも知れませんね。

分散方法としては週3程度でのダブルワークか
2日間隔を空けてのお仕事。
あるいは一日置きだったり勤務時間も考慮しつつ
ご自身に合ったダブルワークの方法を試してみてください。
(ダブルじゃなくてもトリプルなど複数でも可)

要は一つのところで頑張らなければいけないかのように思い込まないこと。
(考え、認識を改めてみること)
ここ以外の他のところでも働いて申し訳ないと思う必要もありません。

仕事がしんどいから、嫌だから辞めたいとお考えの方は
すぐに辞めることを考える前に
他の職場での仕事を探してみてはいかがでしょうか?

すでにうつ病やうつ状態の方にとってはこの方法では難しいかも知れませんが
ぜひご一考して参考にしていただきたいと思います。

もっと具体的な効用や詳細については
皆様それぞれに合ったケースでお話させていただきますので
ご関心のある方はお問い合わせをお待ちしております。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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