現実での人間関係も、ネットと同じ感覚でいる人ほど人生にトラブルを招く
誹謗中傷の無法地帯とも言える場所がSNSですが
SNSの特徴の一つに、匿名性が挙げられます。
この匿名性こそ誹謗中傷が起こりやすくなる要因なのです。
例えば新聞メディアのような場では
何か意見があれば基本実名での掲載になる上に(出典の明示)
編集者による選定(掲載の可否)が行われます。
しかしSNSでは何か意見を述べるにしても
基本特別な制約はなく誰もが自由に発信できるので
何のフィルター(制約)もなく個人の意見がそのままダイレクトに公の場に放たれてしまう現象が起きます。
これがいわゆる誹謗中傷の無法地帯化を引き起こしてしまうのでしょう。
よくSNSの誹謗中傷について問題になり、話題にも取り上げられますが
SNSだから誹謗中傷が行われるというより
日常生活の場と同じように、単に個人の考えや見解(意見)を述べているに過ぎないんですね。
つまり誹謗中傷を行う本人にとっては
特別悪意を持って相手を攻撃する意図はないのです。
単純に自分の思いや考えを述べているだけの感覚で発信しているのであって
公共の場に向けて発信されているといった認識は低く
井戸端会議のような感覚でそれぞれ思い思いの丈を発信しているだけ。
この事実を理解すれば
誹謗中傷をされてもそのままダイレクトに受け止めずに
単に個人の見解、意見なんだと聞き流しておくスキルを身につけることもできるでしょう。
(ただしそんな簡単なことではないですし、脅しなどの事件性のある事例は別ですが)
だから対象(相手)に個人的恨みがあるわけでもないのに
人は無差別に自分の価値観と違うものを攻撃してしまうんですね。
(全てにおいてではないが、攻撃してる明確な悪意や意図はない)
現実は今回述べている内容とはやはり異なりますが
SNSとはそういう場であるということ。
規制されるもの、制約されるものがないので
自然に無法地帯化してしまうのだということを認識し
SNSという性質と上手く付き合っていきたいものです。
SNSでの誹謗中傷や人間関係にお悩みの方は
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