人間関係が上手くいくコツは、相手を知り過ぎない事
人の性格は、いつどんなときでも一定であり
誰に対しても平等に振る舞っている(対応、反応している)ように感じますが
コミュニケーションの対応の仕方は相手によって変わってくるんですね。
それは反応が起こる(影響する。作用する)からです。
自分では何でもない質問をしただけのつもりでも
相手の反応に違和感があったりいまいち伝わってなかったらどうでしょうか?
意図しない回答が返ってきたとしたら
え?この人何を言ってるんだ?ちゃんと伝わってないのか?と
相手の思いがけない反応にどう対応したら良いのか
次の行動の出方も変わってくるはずです。
相手には相手の受け取った反応があり
自分には自分の伝えたい内容があり
それで伝わると思っていた質問が相手の反応とズレていたら
その関係(コミュニケーション)はギクシャクしてしまいます。
スムーズにやり取りができていれば問題ないのですが
あまりの伝わらなさに段々苛立ってきたり
これ以上無駄だからと諦めて適当に繕ったりするなど
相手の反応によって、つまり相手次第で自分の対応の仕方も変わってくるわけですね。
もちろん相手側にとっても同じですので
その相手は誰に対しても同じ対応を取っているわけではなく
あなたとの関係においてのみ成り立っているコミュニケーションだと言えるでしょう。
また、相手が複数かどうかでもコミュニケーションの形は変わってきますので
自分自身や相手の性格でコミュニケーションが成立している(形が決まっている)のではなく
相互作用によって変化するものなんだと認識し
人の(相手の)性格をあの人はこういう人だと決めつけないように注意が必要です。