ウソの持つほんとの効用

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

ウソと聞くと、皆さんあまり良い印象をお持ちでないと思います。

ウソはつかないほうが良いですし(ウソをつくことはいけなかったり)
もちろん人を欺くようなウソは許されないでしょう。

しかしウソというのは良いか悪いかといった性質のものではなく
ウソがなければコミュニケーションが円滑にいかず
人間関係上において余計なエラーを増幅させてしまう要因になってしまいます。

ウソも裏返してみれば
そこにあるのは「優しさ」とも言えるのではないでしょうか?

自分を守るため
自己防衛としてされるウソもありますが
何でもかんでもウソを見破ろうとしたり突くばかりではなく
「ウソ(優しさ)に流される」という技術も必要だと思います。

相手のために騙されたふりをするということではなく
自分がウソに振り回されてしんどくならないための技術です。

知らぬが仏と言われますように
何でも知ろうとする必要はなくて
知らずにいることによってお互いコミュニケーションが円滑になるという場合もあります。

何でも事細かに知ろうとすることは
ときに相手を傷つける行為にしかなりません。

つまりそこにウソの持つ優しさの部分が欠けてしまうわけですね。

ウソはついて良いか悪いかといった性質のものではなく
ウソを上手に活用して
人間関係のコミュニケーションを円滑にしていきましょう。

自分にとって、相手にとってもプラスになるような使い方。
ウソを上手に使いこなせるようになると
人にも自分にも優しくなれるかもしれませんね。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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