日本人人質殺害事件で後藤さんの想いに応える ~感覚がない人間ほど恐ろしいものはない~
新型コロナの感染症法上の位置づけが「5類」へ引き下げられるとのことで
屋内でのマスク不要が言われてますが
すでにマスク姿が定着しており
いざマスクを外しても良いように言われても
容姿やコンプレックスを始めとする心理的影響の観点からなかなか外すことは難しいように感じます。
それはまるで服を脱いで裸になるようなもので
いきなり外そうとしても抵抗があるのではないでしょうか?
それでなくてもコロナ禍以前から
学生や若い人を中心に予防以外の目的でマスクを着用する人が増えてましたし
(特に女性に多い傾向が見られる)
このコロナ禍でほぼ全国民や世界中でマスクを着用するようになってから
着用の長期化もあって心理面に対する影響は計り知れないものになっています。
マスク姿の常態化が招いた結果だと言えるでしょう。
他には今までしていたマスクを外すことによって
一気に感染に対するリスクへの懸念が高まると考えられます。
そして自分だけに限らず
人のマスクをしていない姿に対しても思うことがあるかもしれません。
上記のような理由で
今までしていたもの、していた習慣から
人はなかなか思い切った行動(切り替え)に出ることは困難なのです。
これは人の習性です。
一度始まったもの(動き出したもの)はなかなか止めることは叶いませんし
人の心理面(メンタル)に及ぼす影響というものがいかに大きなものであるか
このマスク生活が長く続くコロナ禍にあって改めて思い知らされました。
では実際いざ今すぐ外して生活してくださいと言われても
しないでいること(常態)を不自然に感じないでしょうか?
そこまで不自然には感じなくても
ほんとにこれで大丈夫なのだろうか?良いんだろうか?と
少しは意識が及ぶかもしれません。
今まではなかったもの、なかったことに対する抵抗感が人にはあります。
だから人はなかなか変われないのです。
変わりたくても今までからは抜け出せないのです。
人のメンタルに及ぼす影響がこれほど大きいということは
人を突き動かしている例えば原動力のようなものが
いかにメンタルに影響(支配?)されている部分が大きかということを表しています。
人のメンタルに及ぼす(及ぼされる)影響を侮らないことです。
コロナ禍以前はマスクをしてないことが普通でしたが
マスクを外した生活に戻すことがいかに困難であるか。
人の習慣やメンタルへ及ぼす影響力の強さを改めて実感した事態だと感じます。