人は必然的に誤解の生じる生き物 ~誤解を防ぐための基礎対策~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

人は少ない情報の中からより多くの情報を得ようと
常にアンテナを張って意識を向けています。

私は人の持つこの性質が
思い込みや決めつけ(勝手な判断)など
情報のやり取りのミスに繋がってると思うんですね。

確証のない情報であっても
些細な情報(例えば人の所作など)から
自分の中で自然に情報処理と整理を繰り返して
これはこうだ、こうに違いないと勝手な判断と解釈によって
無意識に確証に変えてしまっているのかもしれません。

この特性が良いように作用する場合もありますが
本質的には情報ミスマッチのやり取りですから
大抵は自分の思い込みであったり誤解が生じる原因となり
相手の評価や批判の材料として妬みや嫉妬の原因になるなど
亀裂の発生源になってしまうでしょう。

拡大解釈とも言われますように
誰もそんなことを言ってない情報をさもその人の意見や本心であるかのように
自分都合のイメージで人は物事を自己中心的なものの見方で決めつけてしまいます。

人はそういった特性を持つということを認識して自覚すれば
自戒の念や相手に対する遠慮の心も生まれるのではないでしょうか?

自分勝手な誤った判断や解釈の決めつけをしてしまう前に
ん?ちょっと待てよと踏みとどまることもできるでしょうし
相手の評価という批判の精神も緩和できるかもしれませんね。
(嫉妬や妬み、恨みといった貧しい心)

つまり自分の心の負担軽減(ストレスの緩和)にもなりますので
ぜひ人の持つこの特性を自覚して(認識、理解して)
人間関係においてもお役立てくださいませ。

心理学を応用したメンタルトレーニングについてもご相談に応じてますので
ご興味ご感心のある方は遠慮なくお問い合わせくださいませ。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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