人は自分の心理にはあらがえない。だったら心理学を上手く利用してやればいい
日常の中にも無意識は隠れています。
このような無意識のことを「暗黙」という言い方もしますが
いつもこうだからというように、無意識に決まったパターンで行動しようとするんですね。
いつもの流れや慣れで、自然にいつものように行動してしまうのです。
なぜそれを(その行動を)しなければならないのかと改めて問うてみても
絶対的な理由がないのでなかなか明確には答えられません。
ただいつもそうしてるからそうするだけ(そうしてるだけ)。
このように私たちは日常を無意識のパターンで行動してるんですね。
そこに特別な理由や意味なんてないのです。(必要もない)
ただだからこそ、無意識に隠れたパターンを変えることは困難であり
まずはこの無意識に気づかなければ変えることもできないでしょう。
人がなかなか変われないのはこの無意識に隠されたパターンにあると言えます。
これを簡単に言えば「習慣」ですが
自分では先のことを考えて計画(予定)を立てたり
計算して動いているように思い込んでいますが
実はその基礎になっている根底にある無意識のパターンによって
私たちは何気なくで行動しているに過ぎないんですね。
そのほうが余計なことを考えずに済むからです。
思考することによる脳へのストレス(負荷)も避けられますし
何よりそうすることが効率的だからです。
人はいちいち自分の行動に理由や意味を見出して行動してられません。
必ず効率化を図ろうとする。
これが無意識の習慣であり、脳の仕組みなんですね。
この機能が効率的に働いてる分には良いのですが
何か問題やトラブルが生じたときには
自分の無意識に気づかず無意識のままでは解決が困難になるわけです。
どうしてこうしてくれないのか?どうしてそうなるのか?
いくら考えても全く理解できないといった事態に陥ってしまいます。
それはやはり自分の無意識に気づけないからでしょう。
今までの習慣化されたパターンにハマって
そこから抜け出す方法がわからなくなってしまうんですね。(そもそも考えられない)
だから人はなかなか変われないのです。
もし気づけたとしても習慣から抜け出すことは容易ではありません。
自分が今まで慣れ親しんできた習慣を続けているほうが楽ですし
自分の行動にいちいち理由や意味を見出すことが
いかに大変でストレスが大きいかが考えなくてもよくわかるからです。
人はそこまでして変わりたいとはなかなか思えません。
ただこのような無意識のパターンから抜け出すためには
心理カウンセリングや認知行動療法などを通して
まずは自分の無意識に気づくことが必要です。
当ルームでは無意識に気づくためのツールとして
カラーセラピーも心理カウンセリングに取り入れてますので
自分が選んだ色を通して無意識に気づく体験をしてみてくださいね。
そこから見えてきた手がかりを頼りにして
今抱えている悩み事の解決に取り組んでいきましょう。