無礼が人間関係の悪化やトラブルの要因に ~礼儀が人間関係を円滑にする~

テーマ:人間関係・コミュニケーション

どんなシーンや誰に対してでも
礼儀やマナーといった作法は必要だと思います。

作法というような堅苦しいものでなくても
相手に対する礼儀の心、その気持ちが大切だと思うんですね。
きっちり出来ているか出来ていないかと難しい話ではないのです。

初対面だったり特に親しい人でもなけば無礼なんてもってのほか。
礼儀もなってないような人に良い印象は受けませんし
社会的な信用も得られません。

例えば簡単なことで言いますと
友達でもないのにまず何の挨拶もなく、いきなり「ちょっと聞いてくれる?」では困るのです。

これが礼儀がなってないと言うのです。
タメ口かどうかということではありませんよ。
何でも物事には順序があるわけですね。

カウンセリングの現場でもたまにありますが
これはカウンセリングに限った話ではありません。

一般論として、社会人のマナーとして
最低限の礼儀は心得ておく必要があるというわけです。

というのも、同じ人類であっても人の価値観は人それぞれであり
文化やルール、風習や風俗、しきたりや概念など多様性に富んでますから
それぞれが個性のままバラバラではまとまりがなくなってしまうんですね。

協調性や調和が取れなくなってしまうわけです。

そんな社会は社会としてまともに機能しませんよね。
まとまりのない集団(社会)は機能不全を起こしてしまうわけです。
つまり社会として成り立たないということ。
例えば家族や国家がバラバラになってる状態を考えてみるとわかりやすいでしょう。

よく個性の尊重と言われますが
個性を尊重することが必ずしも健全化につながるわけではないんですね。
状況によっては問題(不具合)を起こすことにもなってしまいます。

このように社会や集団の中で人と人とが上手く関わり合い機能するためには
礼儀のような必要最低限の“コミュニケーション作法”が必要になるわけです。

皆さんは何でも礼儀作法もなく
誰に対しても無礼な振る舞いをしてしまってませんか?
そしてまた自分で自分の振る舞いについて気づけていますか?

例えば人に何か物を頼む(依頼する)ときなどは、まずお願いしますの気持ちなんですね。
いきなり「おい、ちょっと、聞いてくれる?」というような態度ではなく
まず頼み事(自分のお願い)を聞いてもらう、礼儀が大事なのではないでしょうか?
つまり「よろしくお願いします」といったお願い(依頼)するための挨拶ですね。

そしてしてもらったら「ありがとう」なんです。(感謝の気持ち)

私も人のことは言えませんが
自分に悪気はなくても相手はそれを好意的に受け止めてくれるとは限りませんので
ぜひ最低限の礼儀やその心くらい身につけてみてはいかがでしょうか?

もしかすると自分のその振る舞いが
気づかないうちに人間関係のトラブルを引き起こしてるのかもしれませんよ?
私と一緒にそうなってしまう原因を考えていきましょう。
心理カウンセリングでサポートさせていただきます。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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