良いか悪いかに左右されない心理学を ~私が嫌いな心理学(心理学の嫌いなところ)~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理カウンセリングについて

私が心理学(心理分析や判断など)で嫌いなのは
理屈が多いこと。

人の心理(心)って理屈で成り立ってるのでしょうか?

例えば裏表や二面性があるとか
優しいかどうかなんて抽象的なこともそうですが
果たして二面性のない人間なんているのでしょうか?

二面性があるのが人間なのに(実際は二面どころではないですが)
二面性があることがさもいけないかのように悪い印象で語られることが
私には腑に落ちないのです。

心理学はあらゆる人間心理を肯定し(認め、受け入れる)
広く応用して人々の心を豊かにしていくために生かしていくもので
分析してこれはこうだからこうだと決めつけるものではないと思うんですね。
また、決めつけられるものではないと思うのです。

優しいということにしても
どうしても聞こえは良い印象に聞こえますが
優しいという定義も抽象的で個人の主観でしかないのに
みんなそこを(そうなるようにを)目指して取り組もうとするわけですね。

人は誰でも良い印象に受け止められたいものです。

このように印象によって左右されるような
そこを目指す心理学ではなく(みんなが同じ方向を向くような)
良いも悪いも、みんな同じなのでもなく
人の心理を心の豊かさにつなげていくような
そんな心理学に取り組みたいと思っています。

私が大事にしたいのは感性であり(感覚やセンスを磨く)
日常ではピンとこない難解な専門用語を使用して小難しい知識を披露するだけの
自己満足の心理学(学問)には嫌気が差します。

心理学に限らずですが、学問は豊かさを追究していくものだと思うんですね。
科学的実証や証明することだけが学問ではないと思うのです。

みんな一律に印象操作による良し悪しを目指す学問ではなく
心理学という学問を応用して、私達の心豊かな人生を育むための学問として
世の心理学に携わる方たちには情報発信に取り組んでいただきたいと願っております。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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