日本の人権問題・真の自殺防止対策とは ~日本人の不公平感が個性の尊重を妨げる~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

日本は自殺者数が多く、様々な対策が講じられていますが
もっとこうしていきたいと意欲的な思いがあったとしても
出る杭は打たれるではないですが
そうした個性を押し殺してしまう風潮が社会や組織にあるわけです。

ですので人々は意欲を削がれ、生きる気力を失い
やがてはうつ病を発症したり自殺に至るケースが増えてしまうんですね。

周りに合わせることばかりが重視され
そこに合わないはみ出しものは圧力をかけられ
ストレスによって適応障害などの弊害が生じてしまいます。

誰も意図して個人を責めているわけではありませんが
日本人の平等主義や不公平感が社会(組織)のシステムに合わせることを強要し
そうした無意識の圧力によって結果個人を精神的に追い込む事態に至ってしまうのでしょう。

日本人はなかなか他を認められない、個人を尊重できないのは
日本人の中にある平等主義と不公平感がそうさせているのかもしれませんね。

果たして本当にそれで良いのでしょうか?

自分ばかり、どうしてあの人だけ、自分と同じようにやってもらわないと困るというような
これらの不公平感こそ人を精神的に追い込み、生きる意欲を失わせ
その結果自殺者数の増加にもつながっているのかもしれません。(減らない要因)

では自殺対策のような表面的な取り組みではなく
私達の中にある固定観念の壁を打ち砕き
まずは個性を認めて(尊重して)対応していくことこそ
大きなところでの自殺対策につながるのではないでしょうか?

こうした取り組みは自殺対策だけにとどまらず
人々の健全な心の育成と成長
そして豊かな創造性とより良い社会の実現にも結びつくものであり
心の病んだ、まるでゾンビ社会の世の中のような日本の社会から脱却するためにも
まずは一人ひとりが家庭や職場といった身近なところから取り組み始め
自分たちの周りから明るくしていくことではないでしょうか?

心の悩みやこうした取り組みについて
心理カウンセリングを通してご相談を承りますので
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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