健康であることを強要（強制）される社会風潮　～人は誰しも健康を願っていると思っていないか？～

2021年8月2日

テーマ：メンタル・メディア・ネットカルチャー

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

世間では一般的には健康に気をつけて
何かと健康でいるように言われますが
健康一番や健康至上主義になっていて
本当に目を向けないといけない部分（健康の裏に隠された闇）を見落としてはいないでしょうか？

世の中には健康情報や健康を扱うメディアや情報番組
そして運動プログラムなどの取り組みで溢れていますが
健康であることがその人本人にとって全てではないという場面もあります。

メンタル面に深い傷を抱えていたり
今にも死んでしまいたいと思っている方にとっては
健康であることや健康でいることなんか何の喜びでもないんですね。

むしろ健康であることを呪いたい気持ちのほうが大きいでしょうし
死にたいのに（楽になりたいのに）そうはならない今の状態を（精神的に辛いだけの現状）
不幸に思っている方もいらっしゃるでしょう。

そしたら健康とは皆が望んでいるものなのかと言えば
決してそうではないということが言えます。

健康であることが苦痛でしかない。

それくらい早く楽になりたい
早く病気でも何でも事故にでも遭って
今のこの辛くて苦しいだけの状態から解放されたいと思ってるわけです。

そしたらそういった方に提供したいのは（必要なのは）健康情報ではなく
メンタル面の回復といった心の健康をサポートすることではないでしょうか？
（アプローチ・取り組み）

運動や食事など基本的な健康維持や機能向上はもちろんですが
健康と言えば誰しもが望んでいるものではなく
心の健康についても同じように意識しながら増進していけるように
皆様の理解と支えによって取り組んでいきたいものです。