介護福祉現場の実情と問題改善に向けたメンタル面の取り組み

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

介護福祉の現場では施設での虐待といった問題が起きてますが
高齢者(入居者)や認知症のことを理解しましょうと言われ
接し方のスキルやレクチャーを受けたからといって
そんな夢や理想を語って簡単に済ませられるような問題ではありません。

実際やることと言えば粗相ばかりして
言うことを聞いてくれない、自分の好き勝手に振る舞う人間を目の前にしたとき
態度を荒らげずに穏やかに接することができるでしょうか?
そんなストレスが何年もずっと続くとしたら?

だからこそ虐待行為が生じてしまうわけですね。
何も好きで人は虐待を始めるわけではないのです。

まずはこのことを理解して
現実は夢や理想とは違って過酷なんだ
厳しいのだということを承知しておきましょう。

その上で虐待が生じないためにはどうしたら良いのか?
ここを考えていく必要があります。

そもそも虐待をしてしまう人には心身ともに大きなストレスが加わり
特に精神的な負担はかなり大きいわけです。
もちろん肉体的にもストレスの度合いは高くなり
心身ともにストレスに耐えられなくなっている状態だということですね。

つまりは介護・介助者にとっても他人のサポートが必要なのです。
一人の人間にかかるストレスを分散させなければなりません。

高齢者にしてもサポーターにしても
それぞれに他人のサポートが必要なのであって
それでいて各々個性がありますから、その個性を互いに尊重する必要があります。

いけないからダメ、相手を理解・尊重しましょうと言葉で言って聞かせても
そんなことは頭ではわかってますし
いくら頭では理解していても現実はそのようには出来ないことが実情なのだということを理解して
この大きな虐待という問題に向き合っていかなければなりません。

では具体的にそれぞれの接し方やサポートの仕方についてなど
どのように取り組んでいけば良いのかは当ルームにご相談ください。
実情に合わせてメンタル面のサポート(心理カウンセリング)をさせていただきます。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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