結局自分って一体何者?無意識の中にある自分とは何か ~本当の自分って自分でわかってますか?~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

多くの人は自分は自分だと思い込んでるのではないでしょうか?

わざわざそう意識することもなく
自分は自分でしかなく、自分は自分であって自分以外の何者でもないと。

そしたら皆さん、自分はどこからが自分で
どこまでが自分なんでしょうか?(そう言えるのでしょうか?)
自分が自分であるというその境は、境界線はどこにあるのでしょうか?

精子の段階からすでに自分は自分だったのか。
あるいは卵子の状態からすでに自分だった?

両者が合わさって人が誕生し、自分という生命が形成されるのですから
受精した段階、つまりは受精卵の状態こそ自分の誕生だと言えるのでしょうか?

しかしそんな段階ではまだまだ自分は自分なんて意識はないですよね?
それでもそこからが自分だと言えますか?

それとも母体から産まれた瞬間から、産声をあげる段階に来て
つまり人が産まれたといえる段階になってようやく自分は自分になるのでしょうか?
その瞬間になって突然自分になる?

では今までは自分ではなかったのでしょうか?
自分でないのだとしたら、それは一体何だったのでしょうか?

もっとさかのぼれば分子や原子の状態からでも話は追求できますが
このように自分は自分であると無意識に(頑なに)思い込んでる私たちですが
実際はどこまでが自分でどこからが自分なのかなんて境界は
自分でも曖昧でわかってないんですね。

そもそも私が考えるのは
自分は自分であるという区別なんてしなくても良いのではないかということ。

自分なんて境界は曖昧であって
自分も他人も状態的な意味においては何の違いもなく(それほど大した違いはなく)
自分なんて存在に固執(執着)しなくても良いのではないでしょうか?

人は心で(魂で)つながっています。
先祖代々そうして命をつないできたわけです。

そこに自分なんて違いや境界が必要なのでしょうか?

ある日ある瞬間から突然自分に成り代わるわけではないですし
自分になる瞬間の境界なんて曖昧でわからないのですから
今私たちが自分なんて思ってるのは自分ではなく
そもそもはご先祖様の魂であり、その繋がり(一状態)であるというだけのこと。

つまり自分とは(自分という存在は)自分ひとりのものではないんですね。

ある瞬間から突然“他の誰か”に成り代わってしまいますか?
そこに自分も他の誰かもありません。
あるのは状態の違いなだけではないでしょうか?

もちろん自分という意識や自我が自分を自分たらしめているのですが
ではそもそも自分たらしめているものとは何なのでしょうか?

自分なんてその程度の存在でしかないわけですから
あまり自我に固執してしまうことは苦しみの元凶にしかならないわけですね。

自分という自我を捨て去ってしまえば(拭い去ってみれば)
そこにはお釈迦様のおっしゃるように
悟りの境地が見えてくるのかもしれませんね。

自分に固執している限りは、きっと何も見えてこないと思います。

これは決して宗教やスピリチュアルの話をしているのではありませんが
もしよろしければ自分の無意識に気付いてみませんか?
自分は何がわかっていて何がわかっていないのか。

自分の無意識にアクセスする方法としては
当ルームでは心理カウンセリングを通してとともに
カラーセラピーによってもわかりやすい形で表層に現れてきますので
ご興味のある方はぜひ一度、お気軽にご相談くださいませ。
(悪徳商法とか何か商品の購入を勧めることはありませんよ)

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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