冬場の飲酒は悪酔いしやすいワケ ~お酒での失敗を予防するための知識&人が悪酔いしてしまうメカニズム~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:なるほどおもしろ心理学

年末年始は忘年会や新年会などで飲酒する機会が増えますし
特に冬の季節は粗相やトラブルも多くなると思います。

もちろん夏場でもビアガーデンなどでお酒によるトラブルはつきものですが
冬場のお酒のトラブルが他の季節よりたちが悪く(始末が悪く)なってしまうのには
理由があるのはご存知でしょうか?

その理由とは実は、冬特有の体の機能の働きによるものなんですね。

夏場は暑くて体も発汗作用が働きますので
アルコールの多量摂取による酔いでなければそこまでたちの悪い酔い方はしませんが
冬場の寒い季節は汗もかきませんし
アルコール分も全部吸収して体内に留めてしまいます。(酔いが回りやすい)

だから粗相をしやすくなるというのもあるのですが
もっとよくわかりやすい例を言いますと
寒いところから暖かいところで過ごしていると
だんだん体が温まってきて眠くなってきますよね。

この体が温まって眠くなるメカニズムと同じように
アルコールを摂取すると一時的に血管が拡張して血流が良くなり
体温が上昇して眠くなるのです。

もちろん飲酒する機会は室内の暖の効いた部屋がほとんどだと思いますので
余計体がポカポカしてのぼせ気味になるわけです。

この体温が上昇して眠くなるメカニズム。
そしてのぼせた状態にもなる。
これが(体が温まるメカニズム)悪酔いの原因となってお酒の回りが早く
強烈な眠気に襲われたり意識を失ったり
気分も悪くなって数々の失態や粗相の原因につながってしまうんですね。

冬場の寒さ、そして体温が上昇するメカニズムが
悪酔いを誘発する原因になることがおわかりいただけましたでしょうか?

寒い季節のアルコール摂取には特に適量を心がけ、十分に気をつけたいものですね。

といってもなかなか難しいのが現実ですから
同じ失敗を繰り返して後悔されてる方は、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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