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遭難対策としてドローン技術を活用するアイデアのご提案 ~無線電波搭載型ドローンの携帯で捜索が容易に~

2019年9月26日

テーマ:統合心理学・応用心理学・社会問題(課題)

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: ドローン 撮影

季節を問わず、海や山へ出かけて野外レジャーを楽しまれる人も多いと思います。

しかし度々遭難事故のニュースが報じられ
行方不明者の捜索も捜索ヘリの出動など大掛かりに行われるも
なかなか発見できない事例も多く発生しているのが現状ではないでしょうか?

そこで遭難対策としてご提案したいのですが
スマホや携帯電話などの電波が届かないような場所(圏外)で遭難したときの備えとして
Wi-Fi機能を搭載したドローンを携帯するというのはいかがでしょうか?

実際遭難したときに上空に飛ばして、衛星放送や無線LANのような中継機(無線ルーター)として使用し
自分の居場所(現在地)を発信するのです。

つまりドローンにGPSや通信機能などを持たせておくわけですね。

そうすればドローンを操作して自分の居場所を発信できますし
Wi-Fi機能により通信もできますから
そのままでは電波の届かないような所からでも救難信号を発信出来るわけです。

そして信号を受信したらそのまま遭難場所の現在地を知ることもできますので
場所の特定も比較的スムーズに済みますし、捜索も容易になることでしょう。

たとえ身動きが取れなくてもドローンさえ操作できれば問題ありませんし
下手に動き回るより早急に発見してもらえるので安全です。
しかも通信機能によって指示を仰ぐことも可能です。

そのまま捜索隊の到着を待てばその日のうちにでも救助されるでしょうし
自分の居場所や無事を発信できますから
家族や関係者に必要以上の心配をかけなくても済むでしょう。

捜索する側にしても人海戦術のように多大な労力を割いてまで
大掛かりな捜索をしなくても済むのではないでしょうか?

数日、もしくは数週間にわたり行方不明者を捜し続けなくて済む上に
ドローンに搭載された電波を受信することによって
遭難者が現在陥っている状況(どのような状況下に置かれているのか)まで把握できるわけです。

ただ、ドローンの操縦技術の習得に時間と手間がかかるのと
ドローン自体が安価でなければ、一般の人はわざわざそこまでして携帯したいと思わないので
実用に至るにはまだまだ課題が残るご提案ではございます。(携帯するためには気軽さが必要)

だからこそ個人や各自治体任せの対策としてではなく
国の政策として取り組んでみてはいかがでしょうか?
皆さんもご自身で出来る範囲で積極的に働きかけてみてください。

遭難事故は世界各国どこででも発生しますので
人命救助と救助率向上のためにも、国際的な取り組みになることを期待します。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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