傾聴だけではダメ。フィードバックこそカウンセラーの腕の見せどころ
色んな人の悩み相談を次々にお聴きしていると
正直精神的に疲れるんですね。
お聴きしている間ずっと集中してなければいけませんし
相談終了後も内容を振り返ったりまとめなければいけませんし(整理する)
カウンセリングの時間が終了したらそれで終わりではありません。
そしてまた次のご相談と、なかなか精神的には大変なわけです。
しかも同じ内容の相談が続くわけではないですから
クライエント様に合わせて接し方も対応しなければならず
油断してれば話の内容にもついていけなくなりますので
かなりの精神力と集中力が必要になります。
本当にご相談が次から次へと続く場合は
ちょっと待ってくれと悲鳴を上げそうになるのが本音でしょうか。
それくらい人の悩みをお聴きするのは(相談に乗るのは)大変なことなんですね。
クライエント様にとってはカウンセラーのそんな事情は知りませんから
ご自身の悩み事を一生懸命お話されるだけです。
むしろカウンセラーのことを気にして頂いてたら相談になりません。
人の悩みをお聴きして自分が悩みを抱えてしまうハメになる。
本当に人の相談に乗るというのは大変なことなんだなぁと実感しますね。
心理カウンセリングは友人などの相談とは違って
適当に相槌を打って自分の意見を言ってたら良いのではないですから
とにかくまずはクライエント様のお考えを尊重しなければなりません。
もちろん悩みの内容(主訴)を把握しなければなりませんし
ご相談中は気を抜ける時がありません。
相談が終わってもドッと疲れが溜まるわけです。(疲労感)
クライエント様にはそんな事情を気にしていただく必要はないですが
他のカウンセラーさんを見ていても
よく続けてらっしゃるなぁと感心してしまいます。
それでいて私のような者が本当にクライエント様のお力になれているのか?
もし改善につながったとしても
クライエント様はいちいちその後の経過を教えて(報告して)くれるわけではありませんから
少しでもお力になれてたら良いなぁと心の中で願うばかりです。
もっとも、カウンセラーがクライエント様に気を使わせているようではいけませんけどね。
私もまだまだこれから精進して
少しでもクライエント様のお力になりたいと
努力と学びを重ねていきたいと思いますので
クライエント様はどうぞお気遣いなく、遠慮なく、この私にご相談くださいませ。
今後とも宜しくお願いいたします。