納涼怪談話!「自動車教習所」での恐怖体験

テーマ:なるほどおもしろ心理学

夏といえば納涼目的で、怪談話が一つの風物詩ではないでしょうか?

そこで今回はこの場を借りて、私も怪談話をお届けしたいと思います。

涼んでいただけるかどうかわかりませんが
暑さしのぎにどうぞお納めください。


ということで私は、知り合いの運転免許証取得のための付き添いで
少し町外れの山奥にある自動車教習所まで行ってきたのです。

それまではまさかあんな体験をするとは思ってませんでしたが
恐怖体験という程ではありませんが
なかなかどうして怖い目にあったのを思い出しては
今でもたまに鳥肌が立ってしまいます。

待ち時間の間まだ時間があったので
私は久しぶりに教習所内をぶらぶら見物していたのですが
教習車が練習しているのを懐かしく思い
近くまで行ってその様子を眺めていたんですね。

しばらくすると仮免練習中の車が外から帰ってきたのか
ものすごい勢いで私の居る方へ向かってきたのです。

確かに私の居たところは駐車スペースのあるところで
そこに駐車しようとでも思ったのでしょうか。
それにしてもそのスピードは尋常じゃありませんでした。
とても駐車しようとしている勢いではありません。

幸い事故になるようなこともなく
車はそのままコース内のカーブを曲がっていったのですが
それからというもの、私がそこに居続けている間
同じように次々教習車が私の方に向かってくるんですね。

どうやら駐車するためではなく
ただコースとしてカーブを曲がろうとしていただけなのかもしれませんが。

私はこのままここに居ては危ないと思い
さっさと教科を終えた知り合いと帰宅したのですが
あの体験は何だったのでしょうか。

今思い出してもゾクゾクする体験だったわけですが
え?危険なだけで、何がそんなに恐怖だったのかですって?

いや、恐怖でしょ。
次々私の方へ車が向かってくるのですよ?

確かにあのとき、早くその場を離れれば良かっただけなのかもしれませんが
今振り返ってよく考えてみると
あ、そうか、あれは自動車が次々強襲してくる
“自動車強襲所”だったんだなと自分で納得したわけです。

あれ?もしかして皆さんかなり引いてます?

そうなんです。
教習車が悪いわけではなく、そんな場所にいる私が悪かっただけの
それを私が勝手に“強襲車”だと勘違いしていただけの
単なる私の不届きでした。



さて、いかがだったでしょうか?
お楽しみいただけましたでしょうか?

ちっとも涼しくなりませんでしたね。

そりゃそうでしょう。
怪談話というより、教習を強襲と無理やり言い換えただけの(改造しただけ)
ただの改談話だったのですから。

もちろんこの話は私の創作であり、フィクションですよ。
皆さんに楽しんでいただくために
怪談ならぬ冗談をお届けしてみたわけですが
いかがだったでしょうか。

少しでも心が豊かになり
心から夏を満喫していただきたいと思います。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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