子供の食べ物の好き嫌いはなぜ多い? ~無理に食べさせようとして苦労しない~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:教育・子育て

子供の食べ物の好き嫌いが多くてお悩みの親御さんも多いと思います。

好きなものしか食べない。
嫌いなものは徹底的に残す。
何とか食べさせようとしても食べてくれない。

子供のために良かれと思ってやってるのに苦労するばかり。

どうしたら食べてくれるんだろうと悩みが尽きませんが
そもそも子供にとって食事とは何なのでしょうか?
食べるとはどういうことなのでしょうか?

子供にとって初めての食べ物とは未知のものであり
下手をすると生きるか死ぬかの毒味でしかないわけです。

初めて口にするものはすべて毒味。

子供にとってはよくそんなものを平気で食べさせようと
未知の体験をさせられるわけですから
そう簡単に食べてくれるはずがないんですね。

大人は経験して安全であることがわかります。
自分で口にしたことのないものでも
一般的な料理であれば食べられるかどうか
それが食べ物であるかどうかくらいの判断はつきます。

しかし子供はまだ経験不足。
大人とは味覚が違うにしても
自分にとって美味しくないものはすべて食べられないもの。
危険なものでしかないのです。

それが大人からすると単なる好き嫌いになってしまうんですね。
もちろん単なる好き嫌いで食べたくないだけということもあります。

しかしそれは大人でも同じではないでしょうか?
食べたくないものは食べない。
食べられないものは食べられない。

たとえ食べられるものだとはわかっていても
そんな理由だけで何でも食べるとは限らないんですね。

アレルギーの影響だってあります。

今すぐ無理に食べさせようとして苦労しなくても
子供の好き嫌いを見極めて
様子を見ながら徐々に慣れさせていきましょう。

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宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

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