関係を増やせば増やすほど孤独感は増してしまう ~孤独な心を支える心。それが魂の繋がり~

テーマ:メンタル・メディア・ネットカルチャー(話題性・関心事)

人は基本的に孤独であることを知らなければなりません。

その上で家族が居てくれたり友達が居てくれることに感謝をするのです。

でなければ誰か人といられることが当たり前だったり
インターネットが普及している現代ですから、いつでも誰かと繋がれるなんて思っていたら
真の孤独というストレスに人は押し潰されてしまうのです。

不安だから他人と繋がっていたいとは思っても、相手に自分の本音や本心を話せるかというとそうではありません。

ですから結局ネット上でも相手に気を使う関係なのは同じで
自分の本音は抑えて相手と接しなければならず
それでいてより多くの人と関係を増やせば増やすほど、比例するように孤独感は一層増してしまうわけですね。

自分の本音を聞いてもらいたければ傷つく覚悟を持たなければなりません。

誰が自分の好き勝手言いたい放題言ってるような人とお近づきになりたいと思うでしょうか。
自由奔放言いたい放題言ってるような人でも、人はどこか遠慮したり謙遜しながら接するから
この人にならと本音を言えたり憧れるのではないでしょうか。

本気で本音でも言ってみてください。
特にSNSが普及した現代、たちまちバッシングの嵐に巻き込まれてしまいます。
(いわゆるネット炎上)

だからこそ本音を言える相手がいるということがどれだけ幸せなことか
ありがたいことなのかが身にしみてわかるようになるのです。

人は基本的に孤独だからこそそういう気持ちが湧いてくる。(感謝の気持ち)
私たちはここを忘れてはなりません。

何でも当たり前のように思っていたら
それを失った時に自分が本当は孤独だったんだということに気付かされ
喪失感とともに孤独という真の苦しみにさいなまれることになりますよ。

やたらめったに人と繋がろうと思わないことです。
ただの一人でも自分の相手をしてくれる人がいる。
まずはそのことに感謝の気持ちが持てるように、改めて自分の周りの人間関係を見直してみてください。

ちなみにそういった意味では心理カウンセリングの時間や空間というのは
自分の本音を受け止めてくれる(話せる)心理カウンセラーがいますので
安心して胸の内を語っていただきたいと思います。

だからこそそこで自分の本心をお話されるクライエント様をみていても
自然に涙されるクライエントさんも少なくないですし
ご自身でも驚かれることがしばしばあるのはよくわかります。

日常の中で、そんな場所は他にないと思いますよ。

自分の本心を聞いてくれる相手の存在がいかにありがたいことか。
ネットの中ではもちろん、実社会の中でもなかなかそんな相手には巡り会えませんし
たった一人でもそういう人とめぐり逢えたなら、ぜひその人との関係を大切にしてくださいね。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

宮本章太郎プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

心理カウンセリングのプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のメンタル・カウンセリング
  4. 京都の発達障害
  5. 宮本章太郎
  6. コラム一覧
  7. 関係を増やせば増やすほど孤独感は増してしまう ~孤独な心を支える心。それが魂の繋がり~

宮本章太郎プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼