無機質な世界に生きる私たち ~自分が何のために生きてるのかを知るために~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

もはや私にとって人の反応は電気信号でしかなく
その活動も分子の活動でしかない。

だから基本的に人のやることなすことに興味はなく
人が何をしてようと気にもなりません。
ただ情報として処理するだけで、それはまるで機械の情報処理と同じく
そこには感情も何もない、無機質な自分がいるだけです。

他人であっても自分であっても活動は皆同じ。
反応も皆同じ。
もとを正せば人間の活動なんて電気信号のやり取りと分子の活動でしかないわけです。

そう言ってしまえば他愛もなくなる人間という存在にあって
何が人間を人間たらしめるのかと言いますと
やっぱり私は“心”だと思うんですね。

心がなければそれこそ何の感情もない、ただ無機質な動くものがそこにあるだけです。

心も電気信号や分子活動の副産物であると言ってしまえばそれまでですが
心があるかないかによって機械か人間かの違いもわかりますし
ではその心を見直してみることで、自分の心に丁寧に向き合ってみることによって
無機質なものから人間らしく、より自分が自分らしい生き方ができるのではないでしょうか?

私はそう考えるのです。

私もしょせんは電気信号の分子の活動をしているに過ぎません。
心がなければ無機質な機械そのものでしょう。

他人に興味もなければどうでもいい。
なまじ宇宙の真理を知ってしまったため
人の世の儚さを感じ、死をも恐れずむしろ受け入れようとしている。
(つまり人としての活動に終止符を打とうとただ生きながらえてるだけの状態に)

そんな私が唯一人間らしくいられるときが
人に“心”を感じるときなんですね。

人に心がないとき(心を感じられないとき)、その活動は私にとっては無機質な機械でしかなく
電気信号のやり取りと分子の活動でしかありません。

しかし人の心を感じる瞬間、私は人間の生きる素晴らしさを感じるのです。
皆頑張って生きてるんだと実感できるのです。
だからこそ応援したくなる、その人の力になりたくなる。

電子の海の中をただ生きててもしかたがない。
それは生きてるのではなく、無機質なものがただそこに存在しているだけ。
では何が生きる力になるのかと言いますと、人の“心”なんです。
心が生きることそのものであり、生きる力の源であると私は思います。

だからこそ自分の心のありようによって
この人生をどう生きるのかだったり、より良く生きられることにも繋がるのではないでしょうか?

人がどうとか関係ない。
自分の心のあり方次第。

より自分らしく生きる。
そのためのお手伝いを、私ごときが少しでもお力になれたらと思いますので
必要とあらばぜひお気軽にお声がけください。
心理カウンセリングを通してともに心の世界を広げ、生きる力に変えていきましょう。

苦しみを解決するんじゃない。
心の苦しみを生きる力に変えて、ともに支え合いながら力強く生きていくんです。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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