人はなぜそんなに他人の事が気になるのか? ~芯のある人が持っている、強さの秘密~
暴走族というと、ガラが悪くて怖いですし、絡まれると厄介で面倒ですから
なるべく関わりたくない存在です。
騒音を撒き散らしてやかましく、迷惑防止条例違反に道交法違反と
見方を変えればもはや犯罪者集団でしかなく
もし仲間内で暴走行為の計画や話でもしようものなら
それこそその段階で罪に問われるのが「共謀罪」の主な概要です。
実際はその程度で罪に問われる事はないと思いますが
共謀罪とは(その範疇は)おおよそこのようなものだと把握しておくといいでしょう。
共謀罪についてはさておき、ちょうど話題の渦中なので話がそれてしまいましたが
暴走族の暴走行為は危険運転ですから
これは近年社会問題になっている、高齢者ドライバーや認知症絡みの
ブレーキとアクセルを踏み間違える事故と同じで
それを故意に行ってる分、相当たちが悪いといえます。
つまりこの話の見方(捉え方)を変えれば
暴走族は高齢者ドライバーの集団が公道を暴走しながら走っているのだと言えなくもないのです。
(いつ事故を起こしてもおかしくなく、そういう状態の集団であり、故意かどうかが違うだけ)
そう考えると、暴走族ってただの危なっかしい存在だと思えませんか?
実際目の当たりにしてその場に居合わせた場合は別ですが
イメージではいきがってて怖いように思えても
捉え方によってはこれだけ感じ方に違いが生じるのです。
他にもこう考えてみるのはいかがでしょうか。
まず人の言うことなんて聞きませんし
素直さもなければ誰の指図も受けず、何でも自分のやりたいようにやってるイメージがありますが
じゃあ雨が降ってても暴走行為をするかというと晴れてる時しか走りませんし
昼夜を問わずいつでも暴走してるかというと、なぜか決まって夜にしか走りません。
雨に濡れるのは嫌だから晴れてる時にしか走らない。
昼間は交通量が多く自分の思うように走れないから、比較的交通量の少ない夜に走る。
しかも事故りたくはない。
もちろん一日中暴走行為ばかりやってるわけにはいきませんから。
つまりこのように、一見自分のやりたいように横着ばかりしてるように思えても
意外に律儀なのが暴走族なのです。
そう考えると危険で怖い存在でしかない暴走族も
どこかかわいらしい一面もありますし、何となく大人しい存在に見えて来るのも不思議です。
ここまで暴走族の話をしてきましたが
今回は暴走族の話をしたかったのではなく
世の中や自分の思い込み(感情的なイメージや決め付け)も
見方や捉え方を変えるとこれだけ印象も変わって来るんですよという事なんですね。
もし今回で何も印象は変わらなかったという人でも
これはこうだ、この人はこうだという自分の中のこだわり(決め付けや思い込み)を捨てて見ると
今まで自分の中にあった価値観や人生観も変わって来るかもしれません。
そしてこのような“気づき”を通して物事の捉え方を変え
悩みやストレスを軽減したり、人生をより良く改善していくもの
それが心理カウンセリングである事をぜひ覚えておいてください。
よければ心理カウンセリングでより良い人生のサポートをさせていただきますので
メンタルのコリ(凝り)をほぐしたいという方は、ぜひお気軽にご連絡くださいませ。