大阪都構想の住民投票率が66.83%だった事について、そこから見えて来る人間心理
通販市場の活性化に伴い、宅配業界が多忙を極めて問題になってますが
一昔前(昭和の頃)は受取人が不在でも
お隣さんに代わりに荷物を預かってもらうなどして、何とかやり繰りしてたように思います。
そもそも昔はそんなに配送業界も、現在ほど多忙を極めるような状況ではありませんでしたし
個人情報保護やプライバシーの問題もそれほど騒ぎにならず、あまり気にする人もなかったですし
地域のコミュニティーやご近所づきあいも緊密で、特に煩わしいものではありませんでした。
ですから現在のような再配達などによる運送業者の負担も
取り立てて問題になるような事もなかったのです。
かといって時代はすっかり様変わりしてますので
以前のようにお隣さんに荷物を預けるわけにもいきません。
となるとどのようにして配送業界(宅配ドライバー)の負担を減らせば良いのでしょうか?
多忙を極め人手が足りないなら、むしろ人海戦術でもっと人手を増やしていけば
負担の分散と雇用増進にも繋がるため良い案かもしれません。
もちろん足りないのだから増やせばいいじゃないかと
そんな単純な考えでどうにかなる問題ではありませんが。
今では宅配BOXの需要が高まってるようですが
それでも付け焼き刃で、その場しのぎの対策に過ぎず
もっと根本的な対策や抜本的な改革が必要でしょう。
他には一時期話題に持ち上がった、ドローンを使っての配達もありますが
これもその場に受取人が居ないと成立しませんし
だったら自動ロボット掃除機の技術と宅配BOXを連動させ
荷物を自動収納してくれるような装置の開発も考えられますね。
しかしこれも費用コストが莫大になるのは間違いありませんから
実用性には乏しい案だと言えます。
技術応用の観点から、他にも現在位置を確認するGPS機能を使った
荷物の所在をGPSで確認する追跡システムも考えられます。
この機能の問題点としては、ただ追跡するだけでは根本的な解決にはならず
既に経過を追跡できる機能は大手企業では取り入れてますし
それでも位置情報を確認できるだけの単なる目安程度のものに過ぎません。
ただし、いつ、何時に到着予定だと詳細を知ることができれば
受取人もそれに合わせて受取準備の態勢を整えられますし
一旦荷物を最寄りの営業所留(どめ)にしておいて、受取人の側から確実に在宅の時間に配達をお願いするような
再配達防止の効率化を図れる、“二段階配達”なんて通知システムも考えられます。
これならば昔で言うご近所さんの代わりが最寄りの営業所となりますので
ドライバーの方の負担軽減やコスト削減にも繋がるのではないでしょうか?
受取人が事前に連絡を入れ、直接営業所に自ら取りに行く事もできますからね。
いずれにしましても、現状を大々的に解決できるような解決策を期待しつつ
少しでも宅配問題、引いては宅配業者(セールスドライバー)の負担軽減に繋がる事を願います。