時代に合わない、悪しきおせち文化の風習

テーマ:仕事・生活・ビジネス

おせちといえば新年のお祝いや縁起物として作られるというのもありますが
昔はどこもお正月にお店がやってませんでしたから
食事に困らなくても良いように食べ物を作り置きしておいて
数日間持たせるための知恵と工夫でもあったわけです。

しかし時代の変化とともにおせちの担う役割も変化し
今ではつい食べ過ぎてしまう要因になる事から
これまでのようなおせちのあり方も考えものだと言えるでしょう。

おせちと言っても大して日持ちはせず
縁起物の種類を取り揃えると結局量が増えて
食べられずに腐らすわけにはいきませんから普段より多く食べ過ぎてしまい
おせちが残ったとか言って捨ててしまうような結果になるわけです。
(食品ロスの問題に繋がる)

これでは景気には良くても健康や環境には良くありません。

物で溢れ返っている現代においては
おせちのような古き良き風習も見直す必要があり
お祝いや縁起物としての側面は残しつつ、質素なものに改めていくべきではないでしょうか。

中身で豪華にして量では豪華にしない。
人が集まって足りない心配をしなくても、結局余る事を考えて控えめに用意し
本当に足りなければおせちではなく普段の食材で足しにする。

これらは心がけ一つでいくらでも変えていけるものです。
どのような形が望ましいかはそれぞれの家庭でも違いますし
多様な形のおせち(お正月)があって良いと私は思います。

時代に合わせた変化をしていかなければ
いくら良いとされる慣習であってもそれは最善だとは言えません。

多くの食材を無駄にし、どうしても食べ過ぎてしまうと言っては何も改善しようとしないなら
最初から無駄にならないような知恵と工夫を持って
時代に合った伝統の形を築いていく努力が必要なのではないでしょうか。

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宮本章太郎
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宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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