思い出という共有財産の活用法 ~過去の素晴らしい思い出が、困難な今を支えてくれる原動力となる~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

私が考える最も強い心の絆は、“思い出”ではないでしょうか。

思い出は他者との共有のものであり、全てを繋ぎ止めます。
それは良い思い出であればある程、絆が取り持つ力(結び付き)は強まるのです。

思い出は自分一人のものではありませんから
例えば今が行き詰まっていたり苦しい状況であったとしても
思い出の力が困難な今に立ち向かえる力を与えてくれますし
過去の良い思い出が人との絆を取り持ってくれるんですね。

例えばそれは必ずしも対象が人である必要はありません。

対象が景色や音楽、あるいは体験やその時の時代(状況)であったとしても
それはそれで今を奮い立たせてくれるパワーになります。

ただし人間関係の悩みで言えば
やはり家族や大切な人との思い出こそ、絆としてより強い力を発揮してくれますし
そうした素晴らしい思い出を今に蘇らす事で(もう一度共有し直す事で)
また頑張ろう、もう一度頑張ってみようと励みになるものです。

困難な状況や苦しい現状を立て直してくれるのが良い思い出。
大切な人との仲を取り持ってくれるのが思い出の力なのです。

思い出の力は現状を立て直す程のパワーを秘めています。

ですから今は例え困難な状況であったとしても
すぐさま諦めてしまうのではなく、もう一度共有の楽しい思い出を今に蘇らせ
再び再生する力を取り戻すのです。

過去の楽しかった思い出を思い出してみましょう。
そしてまた大切な人と一緒に共有してみましょう。

どんな思い出があなたに再びパワーを与えてくれますか?

今から作っていく事、築き上げていく事もまた良い思い出になります。
そしてその力はまた新たな将来の力になります。

今を変えようとするのではなくこれから素晴らしき思い出を作っていく事。
今から築き上げていく事。
これが今の困難な状況を乗り越えられる原動力になるのだと、私は思い出の力を通して強く感じます。
そして思い出が持つ力を信じています。

どうしたら良い思い出を築いていけるのか
私と共に今から出来る思い出づくりに取り組んでいきましょう。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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