親の発達障害(ADHD)は子に伝染する? ~子供の落ち着きのなさは、もしかすると親譲りかも~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:教育・子育て

近年は子供の発達障害に限らず、大人の発達障害についても注目を集めてますが
子供が落ち着きがないのは発達障害でなくても昔からよくあります。

しかし今回はADHD(注意欠陥多動性障害)に関して
親自身がそうかもしれないという事と、親の自分がせわしないと子供もそうなるというお話です。

まずは普段日常生活の中で、自分が子供を急かしてないか?を振り返ってみてください。

子供に対してのみならず、親がバタバタせわしないと、子供もゆっくり落ち着いて行動出来ません。
考える暇もなければ、とにかく早くしろと急かされるわけですから
特にADHDでなくても子供自身も次第にバタバタとせわしなくなるのはおわかりでしょうか。

つまり落ち着きがないように思う子供は、その子自身がADHDかどうか以前に
親の自分が落ち着きがなかったり、常に急かしているか、または親自身がADHDである可能性もあるわけです。

子供がなかなか言う事を聞いてくれないと常にイライラしてませんか?
自分の落ち着きのなさやADHDの可能性は疑ってみましたか?

同じ発達障害の一種である、物が片付けられないのもそうですが
どんな問題でも子供(相手)に問題があるのではなく、もしかすると自分に問題があるのかもしれないという事。
(問題がある=悪いという事ではありません)

子供が落ち着きがないのは、周りが落ち着きがない接し方をしていたり急かしたりしてないでしょうか?
自身を振り返ってみて、自分は子供に言える程落ち着いてますか?
考えてみれば自分も同じようにせわしなくはないでしょうか?

早くしなさい、あれしなさいこれしなさいと人に言われ続けていると
ADHDじゃなくても人は落ち着きがなく、せわしなくなるものです。

そういう場合は相手だけに問題があるのではなく、自分にも同じ可能性がある事を疑ってみてください。

子供が言う事を聞いてくれないのではなく、本当はしっかり聞いていて
子供はしっかり親の行動をお手本にしているのかもしれませんね。

いずれにしても自分では気づいてない事の多い事柄なので
心当たりがあったり気になる方はぜひご相談くださいませ。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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