傾聴だけではダメ。フィードバックこそカウンセラーの腕の見せどころ
当ルームには全国からお問い合わせを頂いたり
電話やメールによるカウンセリングをご希望される方もいらっしゃいますが
残念ながら今のところ、お電話やメールによるカウンセリングは行っておりません。
確かにご要望の声に応えるのが仕事や社会活動なのですから
出来るものなら何とかご要望にお応えしたいですし、また、お応えするのが筋だと思うのですが
お応えしようにもどのような形で提供すればいいのか
業務状況や形式の問題(提供の仕方)、あるいは心理カウンセリングに対する取り組みの独自の見解から
ご提供を見合わせてるような状況でございます。
当ルームでは「来談者中心療法」という心理療法をメインに行っており
傾聴を基本としたクライエント様のお話をお聴きして
そのお話の中からクライエント様ご自身による“気づき”によって変容をもたらす
自己改革の悩み改善効果を上げる心理カウンセリングですので
お電話やメールによるカウンセリングですとどうしてもカウンセラーが中心の見解になってしまうわけです。
これでは“来談者中心”(療法)ではなくなってしまいますし
やってる事は同じようでも、もちろん効果も内容も来談者中心療法とは別物になってしまうでしょう。
例えば他のどんな職種でも、サービスの内容や提供の仕方が違って来ると
新しい部門を立ち上げたり新規事業としての枠組みで考えなければならず
時間や料金の設定、あるいは人事の問題や経理の問題など、何から何まで一から取り組む必要があります。
当ルームはそんな一企業のような、そこまで大それた事業内容で運営してるわけではないですが
全ての業務を私個人(一人)でやってるのと、これまで述べて来た様々な観点から
なかなか実際にお電話やメールによるカウンセリングのご提供には至っておらず
ご要望があるからとただ漠然と立ち上げて、クライエント様に対してはもちろん
カウンセリング業務全般に影響してご迷惑をお掛けする事にもなりかねませんので
どういった形でご提供するのが望ましいのか、慎重に思案・模索している最中でございます。
もし皆様の方からこうしてみては?こんな形のカウンセリングはどうだろうかというご提案があれば
詳細をお聴かせくだされば参考にして検討させて頂きます。