心理カウンセリングの現場から訴える、情操教育の必要性と重要性 ~人生は常に学びである~
子供の個性も千差万別ですから、子供との接し方もなかなか難しいと思います。
それこそ親と子という人間関係であり、他者との人間関係の構築にも基礎となる関係ですから
ここで基本的な接し方を身に付けて後で取り返しの付かない事にならないように
しつけの方法など子育てに関して苦労されてるのではないでしょうか。
子育てと言っても人間関係ですから決まった接し方などありませんし
子供の個性に合った接し方をするにはまずその子の個性を知る必要があります。
その子がどういう個性を持ってるのか?
これは脳機能(性格)や自閉傾向(発達障害とは関係なく)から手がかりを得られますので
詳しくは心理カウンセリングや育児相談所などである程度把握は出来ますが
やはりそういう事に気を取られないで親御さんが余裕を持って伸び伸びと接するのが一番だと思います。
ただどの子に接するのでも言えるのは、失敗をとがめないで出来た事を褒めてあげる事。
人は失敗をとがめられると、次は失敗しないようにとか物事に慎重になるだけで
他のやり方を考えるなど段々考えるという事をしなくなり
いつも責められてるとやがて人に対して警戒心を抱くようになりますし
成長すると暴力的になったり自信の喪失から精神疾患を患ってしまうでしょう。
いずれにしても親御さんが最も望んでない、面倒ばかり起こす厄介者に育ってしまうんですね。
失敗なんていちいちとがめられなくても自分でわかってます。
それよりも上手く出来た事を褒めてあげてください。
もしそんな余裕が無いなら、心に余裕が持てるようにご自身が自分の心を育んでみてはいかがでしょうか?
直接子供の心を豊かにしようとするより自分の心を豊かにする事で
自然にお子さんの心も豊かに育っていくと思いますよ。
そして大切な親子関係を育んでいってください。
最後には自分がお子さんから認められるようになりますから。
やっぱり憎しみ合うような人間関係ではなく、お互い在りのままを認め合えるような関係が望ましいですね。
ちなみに在りのままとは好き勝手やりたい放題という事ではないですよ。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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