何でも仕切りたがるのは、心に余裕が無い証拠
実は京都という土地は、土地柄というのか風土的にというのか
私は以前この世は地獄だとお話しましたが(参考動画・http://youtu.be/DgaQ_pugz1I)
その観点から見てちょうど墓地に当たるような場所なんですね。
地獄の何丁目とか言いますでしょ?
つまり京都はそういう場所としての墓地に当たる所。(地獄という世界の中にあるお墓、スポット)
墓地と言っても人間社会で言うような死者を埋葬したりする墓地ではなく
霊的な場所とでも言いましょうか地球規模のパワースポットとでも言いましょうか
何かそういう神秘的なエネルギーのようなものが集まる場所なんですね。
(上手く説明出来る言葉がないので便宜上あえてこういう言い方をさせて頂いてます)
ご存知のように京都は盆地で四方を山に囲まれています。
風水上も非常に豊かで恵まれた土地で
東西南北を四神の守護を受けるなど霊的なものに守られてますから
大きな自然災害(壊滅的な被害)に遭う事も殆どありません。
更に京の地にまつわる伝承話でも、一条戻り橋なんてあの世とこの世の境界とも言われてますし
清明神社の存在など陰陽道も盛んで昔から妖怪エピソードも各地で語られ
災いや祟り、あるいは呪いの類も多くありましたが様々な恩恵にも恵まれて来ました。
ですから墓地と言っても何も怖いような所でも死んだものが集まるような所でもなく
むしろ神聖な場所(土地)として様々な気の集まる所なんですね。(様々な気が集まるから神聖なのだとも)
地獄だから鬼や悪魔や悪霊の類だけが集まるというわけではありません。
京都は墓地であるという証拠に京都の夏の風物詩である五山の送り火ですが
あれはご先祖様がお帰りになる道を示すためのものなど諸説ありますが
実はあれはロウソクの代わりみたいなものなんですね。
墓地ですから人間社会でもお墓にロウソクを立てますでしょ?
同じ様に京都でもロウソクを立てる役割で、やはりお盆の時期に五山の送り火が行われるのです。
(この説が正しいかどうかではなく、心を豊かにする目的でコラムをお楽しみください)
そして京都でロウソクといえば知ってか知らずか、京都タワーもロウソクの形をしています。
一見全く関係なさそうに思いますが、何もあの形でなくても良かったのにどうしてあの形なのでしょうか?
確かに京都が墓地である事を知ってて意図して建てられたわけではないと思いますが
いくら近代建築で何も知らなかったとしても
単純にたまたまあの形になっただけだとは決めてかかれないでしょう。
話を戻しますが
五山の送り火は形がロウソクなのではなく、形式がお墓にロウソクを立てるのと同じ形式だという事です。
そしたらなぜ人間もお墓にロウソクを立てるのかも見えて来るはずです。
物事は違う角度から見たり視点を変える事によって様々な事がわかり
真相を解明出来たり今までこうだと思い込んでたものから解放されて
苦を楽にも楽を苦にも、その性質をまるっきり変えてしまう事だって可能なのです。
こうして考えると楽しくないですか?興味深くないですか?
別に正しくても正しくなくても何だか心が豊かになったような気がする。
これが必ずしも正解を必要としない心理学の真骨頂であり醍醐味なんですね。
悩みというのはほんとにただ悩んでるだけなので何にも楽しくないですが
本来考えるというのはこんなにも楽しい事なんです。
むしろ考えるからこそ楽しくしていけるんです。
考えなければ何一つ楽しい事なんてありませんし人生ちっとも楽しくない。
今回の話はいかがだったでしょうか?
心を豊かにする“学び”を、あなたも心理カウンセリングを通して体験してみませんか?
人生まだまだもっと楽しい事で溢れ返ってる事にきっと気づけるでしょう。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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