2020年東京五輪開催も白紙撤回か? ~新国立競技場問題でお・も・て・な・せ・な・い事態に~
国の制度としてマイナンバー制度が導入されるにあたり
これから増々個人情報の管理が重要になって来ます。
ところが年金情報の流出問題にしてもそうですが
いくら対策を強化したところで個人情報の流出は避ける事が出来ず
もはやサイバー攻撃や不正アクセスを防ぎきる手立てはないと言えるでしょう。
つまり個人情報など流出して当たり前で
漏れて当然のように思っておいた方がいいのかもしれません。
ですからマイナンバー制度が導入されても
必ずと言っていいほど個人情報は流出するでしょうし
このような問題は防げないのだと考えると
例え流出したとしても犯罪などの不正利用を防止出来るような
これまでの対策とは別に新たな対策を考える必要があります。
国や自治体を上げての具体的な対策は行政に任せるとして
個人レベルでの対策としてはどうすればいいのでしょうか?
今の時代それだけでは不十分かと思いますが
まずはコンピューターやネット上での情報管理を改め
IDとパスワードによる管理方法を見直す必要があるかもしれませんね。
不正アクセスじゃなくても知り合いやネット上の交友関係から
簡単に個人情報が流出してしまうような時代ですから
既に言われてるように、知り合いであっても安易に情報を教えない事です。
更には自ら情報を公開しないように注意を払う必要がありますが
自分ではこんなの個人情報だなんて思ってないような情報こそ
実は他人が狙ってる情報だったりしますので
無意識に何でも公開してしまわないように意識して避けるようにしてください。
とはいえ、余りに隠してばかりだと謎だらけの存在となり
誰が誰だかわからず不審者扱いされてしまいますから
連絡も直ぐ取れずに段々相手にされなくなったり社会とも疎遠になってしまい
自分自身にとっても精神的な負担になりかねません。
このような事態を避けるために個人情報流出に対する意識や考え方としては
もはやプライバシーなんてあってないようなもので
最初から誰からも知られるものであり
隠し通せるものではないのだと認識しておけば
それほど慎重になり過ぎたり騒ぎ立てるような事はないのではないでしょうか。
しかし問題は情報が流出した際の不正利用や悪用についてです。
肝心なのはプライバシーやプライベートとしての個人情報ではなく
犯罪や不正利用目的での個人情報流出です。
プライバシーの情報なら個人でも対策は出来ますし
プライベートが他人に知られる程度ならそこまで問題ではないですが(もちろん精神的には大問題ですが)
行政や企業による管理は個人で出来る対策も限られてますし
勝手に口座から現金を引き出されたり恐喝まがいの犯行で精神的に追い詰められたりすれば
今後の生活どころか命の危機にも及びかねません。
ただ不正アクセスをどうしたら防げるかだけでなく
SNSやスマホアプリなどで安易に他人との繋がりを求めようとせず
現実での人間関係を大切にするように心がければ
特に大きな問題にはならないのかもしれません。
もし現実での人間関係が上手くいかないのを理由にネットでの交流を求めるなら
現実で上手く築けない人間関係がネットなら上手くいくはずがない事を認識し
まずは現実での人間関係を大切にする様に心がけてみてください。
出来ないならネットでも出来ません。
出来ないのを言い訳にしないで、出来るように私もサポートしますから
それこそ現実での人間関係であり、信頼関係を構築していく心理カウンセリングを通して
共に豊かな人間関係を築いていきましょう。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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