人は自分の心理にはあらがえない。だったら心理学を上手く利用してやればいい
心って個人の所有物みたいに思ってませんか?
違うんです。
心ですら自分一人のものではありません。
心とは互いに影響しあって成り立ってる
いわば共有物なのです。
だから自分の心でも自由にコントロール出来ませんし
他人の心もコントロール出来ません。
個人の所有物みたいに思ってるから
自由が効かない事についイライラしてしまい
自分だけのものなのに勝手に他人に操作されるのが不満なんです。
もちろん自分の心は自分のものなんですが
自分だけのものではない、個人の所有物ではないという事。
自分の好きに操作する事は出来ません。
自分の心なのに他人に操作される事だってありますし
他人に操作されてる事にも気づかず
それが自分の意志だと思ってる事だってありますよね。(マインドコントロール)
このように、自分の心とは共有物であり
共有物だからこそ皆が大切にする事で
段々人の為になるような心へと磨かれていくのです。
自分だけのものだと思って独占していれば
自分の事しか考えない、私利私欲の生き方しか出来ません。
だからこそ心は大切にしなければならず
自分のものであっても他人のものであっても
同じように大切に扱う必要があるんですね。
自分のものでもあり人のものでもあるんですから
自分だけがとか他人はどうなっても構わないだなんて考えていると
そのツケは必ず自分に跳ね返って来ます。
そしてまた、いくら人の事ばかり気を使って自分の心を大切にしなければ
同じように誰の心も豊かにならないのです。
自分を傷つけるのは相手も傷つけるのと一緒。
他人を傷つけるのは自分を傷つけるのと一緒。
どれか選んで大切にするような心なんて一つもありません。
他人が傷つけられてるのを見て
自分も心が痛んだりしませんか?
心は誰か一人のものではなく、皆の共有財産です。
お互いがそれぞれの心を大切にして
より豊かな心を育んでいきましょう。
そうするときっと自分の人生も豊かになりますよ。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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