重力からの解放 ~時間の概念の違いを理解すると、途端に心が軽くなる~
宇宙には何もない(銀河が存在しない)とされる領域
ボイドと呼ばれる領域があると言われてますが
宇宙の殆どの割合を占めるダークマター、ダークエネルギーとの関連も含め
故に、ボイドは何も観測出来ない領域だとします。
だとすると、ボイドとはどういう領域なのかを考えた場合
実際(我々の観測地点から)は遠い領域
あるいは“次元的に深い”と言えるのかもしれません。
宇宙でいうところの次元とは
私たちが紙に描いた図や平面を立体的に見て下(下方)だと思ってるような概念ではなく
(例えば船などが沈むと言うと、一般的には下に沈むものと認識している)
単に深いと言っても下に深いわけではないので
“次元的に深い”のでは?と私は表現しました。
私たちは一切光がなければ何も見えませんが
光があり過ぎてもまた何も見えません。
しかしそこには何も無いのではなく、存在はしている。
光もまたバランスであり
見えるか見えないかは私たちの感覚(視覚)が認識出来るかどうかの判断をしてるだけで
認識出来なければ存在してない(何も無い)ように思い込んでますが
光の量のその丁度バランスの良い調和の取れた時になって、ようやくその存在を確認出来るわけです。
今までわからなかった事がわかった時など
明らかになったとか解明したなんて言いますよね。
光のバランスが取れて認識出来た、明るくなったから確認出来るようになったというわけです。
一見何も無いように思えても
そこには何も無いのではなく、ただ見えないだけで存在はしている。
そして見えるようになった時にようやく存在を確認出来るから
そこに何かある、存在していると認識するわけですね。
ほんとは最初からそこに在るんです。
見える見えないという言葉も言い方を変えれば
観測出来た、出来ないという様に言えます。
つまりボイドや暗黒物質・エネルギーというのも
ただ観測出来ないだけでそこには何かが存在してるんですね。
何も無いのではなく、“無”という状態が存在しているのです。
“無”は何も無いのではありません。
さて、私の言う次元的に深いとはどういう事かと言いますと
宇宙は平面ではなく次元で構成されてますから
平面的に見れば何も無いようなところでも
次元として見ればその地点は周りの空間より遠い(深い)という事が言えます。
ブラックホールなんかを想像してみればわかりやすいと思いますが
ブラックホールは何も下に向かって深いのではありません。
見方を変えれば
その地点そのものが収縮、または圧縮されていると考えた場合
下に向かって凹んでたり穴が開いてるような構造ではない事は容易にわかります。
だから私は遠い、深いと表現したわけですね。
ですから遠ければ遠いほど、深ければ深いほど光は届きませんし
光のないところでは何も見えない=観測も出来ないというわけです。
ただ先程も申しましたように見えないだけで何も無いのではなく
そこには何かが在る。
観測出来ないから何が在るかわかりませんが
そこに何か存在してるんですね。
正直打ち明けますが
私の考えるブラックホールの深層には無の状態が在り(広がっている)
更なる深層(別次元)には、いわゆる並行宇宙と言われるような別の宇宙が存在すると考えます。
そしてその宇宙は幾つも存在します。
ちなみに深層と言っても奥深くとか下方といった概念ではありませんので
言葉で表現するには余りにも困難ですから
単にわかりやすく別次元と表現しました。
ブラックホールの深層には別の宇宙が在ると言いましたが
どんな方法を持ち得たとしても
今の私たちを形成してるような、人間を人間たらしめているような性質を保ったまま
その別の宇宙に行く事は出来ません。
そもそもそんな別次元に行きたい、別世界で生きてみたいなんて考える事自体が無意味なんですね。
もちろんこれらは皆仮説ではありますが
これは私の中で筋の通る、納得のいく説明をする事が出来ますし
正解を必要としない相対性心理学においてはこれで十分
かつ結論、答えとして立派に成立するのです。
何せこの理論を正しく理解していけば
自分の心がどんどん豊かになっていくのを実感出来るのですから。
(相対性心理学はあくまで心理学ですから
正しいかどうかは重要ではなく、そんなところに主眼を置いてない)
私は既にこの理論から、独自の理論である“相対性心理学”を用いて
かなりの分野に及ぶ、今まで謎とされて来た謎を解明するに至っております。
話は逸脱してしまいましたが
ボイドや暗黒物質の話は長くなるのでまた別の機会にするとして
このように私たちが見えない、わからないと思ってるような事でも
そこに何も無いと考えるのではなく、何かあるんだと思って向き合ってみれば
そこに意味が生まれますし、なぜそうなるのか?も見えて来るでしょう。
見えないと思ってるところに、“意味”という光を当ててやるわけですね。
すると人生にも光が見えて来ますし
光に当たれば人生が輝き始めます。
そうです、今まではただ見えてなかっただけで
光が当たってなかっただけで
あなたはちゃんと存在してるのです。
人生に意味を見出す、意味という光を当ててやる。
これこそまさに相対性心理学の真髄なんですね。
宇宙(物理)と心理学が融合した相対性心理学。
あなたもぜひ自分の人生に光を当てて
そして輝かせていきましょう。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
このコラムに対するご意見ご感想など、お気軽にお聞かせください。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしています。
公式ホームページ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com