次々と問題を生み出す、自己中心的な考え方
思えば私が憶えてるのは
最初はシャーマンカーンから物理を教わった気が致します。
シャーマンカーンとは、昔流行ったビックリマンチョコに登場するキャラクターですが
聖人(高僧のような存在?)とされている、とにかく先生とか教授とか偉い人です。
そのマンガの中のワンシーンで
主人公が巨大なリンゴの木が生い茂る地帯を通り抜けるシーンがあるのですが
それこそ百貫もあるような巨大なリンゴの実が落ちて来るので
その場に居座り続けると非常に危険を伴うような所にシャーマンカーンが堂々と居座り
リンゴを食べているわけです。
ちなみに主人公は若者でシャーマンカーンはお年寄りなのですが
そんな所に居てると危ないですよと注意を促し
早く逃げるように催促するんですね。
ところがシャーマンカーンは焦る主人公をなだめ
何も危険な事はないと逆に諭してしまうのです。
なぜそんな巨大な実が落ちて来るような所で堂々と居られるのかという問いに
シャーマンカーンはこう答えました。
既に落ちている実の上に新たにリンゴの実が落ちて来る事はないし
いくら巨大な実が落ちて来る危険地帯であっても、実の上に居れば安全であると。
その事を知っていたから、シャーマンカーンは堂々として居られたんですね。
主人公はなるほどと感服したんですが
と同時に、見ていた私も強烈な衝撃を受け、今でも憶えてるほど大きな感銘を受けました。
ここから私は学ぶ事の大切さや楽しさに気づき
そして物理にも興味を持つようになったんだと思います。
何だマンガでと思われるかもしれませんが
最初のキッカケなんてそんなもので、何でも追求してみれば奥は深いのです。
といってもそこから物理学に傾倒し、携わって来たわけではありませんが
あの時シャーマンカーンから教わった事が
今になって宇宙の真相解明に迫るような知識や経験として活かされてるんですね。
何からでも学ぶ力が、学ぼうとする力が人生を豊かにしてくれます。
私の心理カウンセリングでも生き方を学んで頂き
実生活に活かしていけるような取り組みをしておりますので
単なる悩み相談ではなく、人生を豊かにするためのプロセスとして
ぜひ心理カウンセリングをご利用くださいませ。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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