大阪都構想の住民投票率が66.83%だった事について、そこから見えて来る人間心理
中国や韓国は、未だに日本に謝罪を求め
反日感情を抱いています。
しかしこのような反日感情も
政府や戦争被害者、そして反日教育に洗脳された一部の人でしかなく
今や反日という、何か得体の知れないイデオロギーやプロパガンダに踊らされるだけの歴史認識から
徐々に解放されつつあるのではないでしょうか。
このように過去に囚われていつまでも許せない人は
相手がいくら謝罪したところで
どんなに誠心誠意応じたところで
結局何をしてもいつまでも許さないのです。
何をしてもらってもそれで気が晴れるわけではありませんから
相手を許す事が出来ないんですね。
もちろん日本がした戦争責任にこれで終わりという事はありませんが
これが戦争ではなく個人の人生の中でも
同じように何か被害に遭い、それが故意ではなく過失であったとしても
過去に囚われ続けて相手を許せなければ
いつまでも苦しいのは自分なんです。
相手が何をしても
いくら裁判で要求通りの賠償になったり極刑になっても
許せなければ自分が苦しい。
つまり人は何を許すのか
そしてまた何を許せば苦しみから解放されるのかといえば
実は相手ではなく、自分の心なんですね。
相手の過ちに対して湧いて来る様々な感情から
自分の心を許せるかどうか。
そう、自分自身を許せる心こそが苦しみから解放される事であり
自分を解放してあげる事が真に許すという事なんです。
いくら頭で理解して相手を許そうと思っても許せるはずがありません。
自分が許せるのは唯一自分自身でしかない。
もちろん何か被害を被ったのであれば
過失であったとしても相手のした行為そのものは許されるものではありませんが
それをいつまでも許せないでいると
相手がどんなに謝罪しても、いくら自分の思い通りになったとしても
その苦しみから解放される事はありません。
ここで解釈を間違えてはいけないのが
相手を許すのではなく、自分を許すのです。
自分を許してあげる。
これが出来なければ、相手は謝罪などしてればそれで済むかもしれませんが
自分で自分を許せないと、謝罪さえすれば済む相手を余計憎むばかりで
自分が前に進んで行く事が出来ません。
悲しいかな。
人は人、自分は自分。
反日感情にしても、自分が日本人だからと非難するわけではありませんが
戦争被害者ならまだしも
自分が存在してない時代の出来事にまで執着して
存在もしてない何かに振り回されて生きるような生き方には
私は疑問を感じます。
酷い仕打ちを受けた傷は癒やされる事はないかもしれませんが
いつまでも過去に執着せずに
その執着する自分を許してあげる事が出来れば
その苦しみからは解放され、たとえ少しでも心が軽くなるのかもしれません。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
このコラムに対するご意見ご感想など、お気軽にお聞かせください。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしています。
公式ホームページ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com