何でも仕切りたがるのは、心に余裕が無い証拠
皆さん暖冬って暖かい冬だと思ってませんか?
地球温暖化で気温が上がり、それで冬でも暖かいんだと
寒くならないんだと思ってらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
違うんです。
確かにベースは暖かいんですけども
今季は暖冬だと言われてるのにちっとも暖かくないですし
暖かくないどころか物凄く寒いと思いませんか?
これのどこが暖冬なんだと。
でもこれが本来の暖冬なんですね。
ここで皆さん少し振り返って考えてみてください。
皆さんは暖冬という言葉のイメージに惑わされてないでしょうか?
暖冬だから暖かい、そう思うのは当然でしょう。
だからこそ間違った解釈に繋がるんです。
人間もそうですが、熱が出た時なんかは身体が沢山汗をかいて
一生懸命冷まそうとしますよね。
しかも高熱になればなる程、極端に症状として現れます。
地球環境もこれと同じ。
温暖化によって熱せられた地球は、自分の持てる力の限りを尽くして
氷河などの氷を溶かしてまで高温になった部分に冷気を送り込み
一生懸命冷やしにかかるんですね。
そしたら当然海面の上昇も起こりますし
近年多発しているゲリラ豪雨や大雨洪水の土砂災害
暖冬なのに大雪などの甚大な被害にも繋がるわけです。
むしろ暖冬だからこそこのような現象が頻発するんですね。
(温暖化による影響)
実は地球も人間も同じ生命活動の仕組みで成り立ってるんですが
私たちは暖冬という言葉のイメージに惑わされて、なかなかこの事に気づけません。
そしてこの現象は地球だけに限ったものではなく
宇宙も何もかも、この世のあらゆる現象は皆同じ仕組みで構成されており
ただそのスケールが違うだけで
私たち人間が勝手に都合よく区分して(分離して)考えてるから
多くの人はこの事実に気づく事なく盲目状態になってるんです。
もう一つ言いましょうか?
皆さんに理解して頂けるように説明するにはかなり困難な上に
関心を持ってお聴き頂いても相当な年月がかかると予想されますので
ここでは厳密な説明は避けておきますが
実は人間の心理すらもこの現象と同じ仕組みによって働いてるのです。
文章だけではとても説明しきれる内容ではないので
とりあえずこの話はここまでにしておきますが
話を暖冬に戻すと、物事を言葉のイメージや区分して考えなければ
なぜ暖冬なのに真逆みたいな環境になるのかも説明出来るようになります。
私は物事の真理(本質)が見えると言ってますが
この物の見方を人の心理にも応用して見れば
自然と悩みの本質も見えて来るようになるんですね。
だから解決に繋がりやすくなるわけです。
これを単に心理学と言ってるだけで
先程からお話してるように物事を分け隔てなく考えれば
言葉のイメージに惑わされる事なく物事を冷静に客観視出来るようになりますし
そうなれば本質を捉えられるようになりますから
ただ悩みに振り回されて生きるだけの人生から解放される事も出来るのです。
暖冬の話にしてもその本質(仕組み)を理解してしまえば
対策や解決策を講じる事も出来るというわけですね。
皆さん言葉のイメージに惑わされず
物事を区分せず別け隔てなく見る目を養っていきましょう。
私が心理カウンセリングを通してお手伝いさせて頂きます。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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