急ブレーキ・急発進方式の生き方は、メンタル面でも大きな負担になる

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

例えば車を運転するのでも
急ブレーキ、急発進なんて運転の仕方では
車両に相当な負担がかかります。

同じように、人間も急激な目まぐるしい変化に対応しようと思ったら
肉体的にも精神的にも、相当負担がかかるんですね。

このような活動を続けていると
精神的なもので言えばうつ状態になったりうつ病を発症してしまうでしょう。

つまり緩急の付け方でも、いきなり休んだりいきなり活発に活動するのではなく
エンジンブレーキのように徐々に減速
緩やかなアクセルの踏み込みのようにゆっくりと発進するようにすると
負担の軽減に繋がります。

皆さん精神的にストレスを感じていたりうつ気味の時には
十分な休養をと急に休ませたり(何もさせない)
気分転換にと今までとは全く違う、全然別の事をしようとはしてませんか?

こんな対応をしてしまうと車の運転と同じように
結局は大きな負担にしかならないのです。

ゆっくり休んだり気分転換をするのは必要です。

しかし急ブレーキ急発進方式では
むしろ逆効果でしかありません。

そして車でしたらメンテナンスが必要です。

これも同じように、人間もメンテナンスが必要な事はわかりますよね。
自分を労らないで酷使ばかりし続けていては
やはり不調をきたしてしまいます。

車両のように部品を交換したり新調するわけにはいきませんから
いつか壊れてそれこそお釈迦さんになってしまわないように
日頃からこまめなメンテナンスを心がけてみてはいかがでしょうか。

燃え尽き症候群なんて言葉もあります。

大丈夫だから、まだまだ出来るからといって何でもやればいいというものではなく
その時の勢いや調子に関わらず
緩急を付けるのでも緩やかな減速、緩やかな発進を心がけ
人生もエコドライブで快適なマイライフを。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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